堺がめざす「新たな学校」
更新日:2024年6月20日
堺市では、総合教育会議において、令和3年度から現在の教育の課題や国の動向を踏まえながら「新たな学校のあり方」について議論してきました。
※総合教育会議での議論の内容については「総合教育会議」のページからご覧になれます。
子どもたちに必要な資質・能力
本市では、学習指導要領で示された子どもに必要な3つの資質・能力(「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」、「学びに向かう力・人間性等」)を子ども自身が多様な他者とつながりながら学校教育の各教科等で育み、家庭教育や社会教育の場において、様々な主体と協働・連携しながら実社会と結び付けて発揮する「総合的な学力」の育成をめざします。
また、「総合的な学力」を身に付けるための子どもの姿を「学ぶことを楽しみ、自ら学ぶ子ども」としています。
自主性・自律性に富んだ自立した学校へ
現在、学校教育では、学力向上、いじめ・不登校対策、教員の働き方改革など、喫緊に対応が必要な課題を抱えています。課題の解決に向けて、短期的には各課題に対する個別対応に取り組み、合わせて中期的かつ総合的な対応として、学校を自立させ、教職員のマンパワーを最大限に活用することができる仕組みを構築し、学校そのものの改革を推進し、学校教育の質を高めていきます。
堺がめざす学び
本市では、「総合的な学力」の育成に向けて、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実、「探究的な学び」の充実をめざして、中学校区を構成する小・中学校を「学校群」という1つの単位として捉え、「授業の改善」、「カリキュラムの改善」、それらを支える「学校群を中心としたマネジメント」に取り組みます。
スケジュール
「授業の改善」、「カリキュラムの改善」による「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実、「探究的な学び」の充実、それらを支える学校群を中心としたマネジメント体制の構築に向けたスケジュールは次のとおりです。
◆令和5~6年度(2023~2024年)
モデル実施、制度構築
◆令和7年度(2025年)
全学校群で体制構築、取組検討開始
モデル学校群は、取組実施
◆令和8年度(2026年)
全学校群で取組実施
モデル事業での取組はこちらからご覧になれます。
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