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家具類の転倒防止をしておこう

更新日:2024年3月26日

室内での安全対策

地震時に家具などが転倒すると、ケガや閉じ込めの危険があるばかりでなく、揺れが収まった後の在宅避難を困難にする原因にもなります。耐震器具などの利用や次のような視点での家具の転倒防止に取り組みましょう。

家の中に安全なスペースを確保しましょう

  • 複数の部屋がある場合は、出来るだけ人の出入りが少ない部屋に家具をまとめて置きましょう。
  • 背の高い家具は、リビングなど家族が長時間過ごすような部屋にはおかないようにしましょう。
  • 物品は押し入れやクローゼットなどに収納して、出来るだけ家具の数を減らしましょう。

家具の置き方を見直しましょう

  • じゅうたんなど不安定な床面の上や窓際には背の高い家具を置かないようにしましょう。
  • 寝ている場所に家具が倒れてこないように置きましょう。
  • 壁にもたれ気味に置きましょう。
  • ドアが開くような位置や向きを考えて置きましょう。

家具の転倒防止・落下を防ぐ

(1)耐震金具利用する

壁・柱・鴨居と家具を固定するタイプと、床などに固定するタイプがあります。L字の金具などで固定する。

(2)ポール式器具

壁面へのネジ留めができないときは、天井と家具の間に突っ張り棒タイプの器具をはさむ固定法が使えます。この場合、天井との距離が短いほど安定感は増します。

(3)重ね留め具用金具

重ねた上下の家具を固定して家具の落下を防ぎます。

(4)扉・引き出し開放防止金具

扉・引き出しが開かないようにします。さらに収納物の落下を防ぐため、棚板に滑り止めやシートなどを敷いたり、飛び出し防止枠を付けると安心です。

(5)飛散防止フィルム

ガラスが割れた際、飛び散るのを防ぎます。
家具や室内の状況によって選びましょう。

収納を工夫する

  • 重いものを下に、軽いものを上に収納します。
  • 本棚などは隙間をブックエンドで固定するなど、なるべく空間を作らないようにしましょう。

置き方を工夫する

  • 家具の下部前方に板を入れ、壁にもたれ気味に置きます。
  • 寝ている場所に家具が倒れてこないように配置しましょう。

照明器具を補強する

  • 天井に直接取り付けるタイプの照明が安全です。
  • つり下げ式のものはチェーンと金具を使い数か所留めて補強しましょう。
  • 蛍光灯は蛍光管の落下を防ぐため、両端を耐熱テープで留めておきましょう。

高層階では家具の移動防止対策をとる

  • キャスター付き家具は、移動時以外はロックをかけておきましょう。
  • 壁などに固定されたベルトなどと家具をつないでおきましょう。

安全な部屋作りのためのポイント

家具の固定は金具によるネジ止めが基本

  • 大地震による揺れに耐えるには、壁と家具をお互い強固に固定する必要があります。このため、家具の比較的強度のある場所と、壁の間柱(壁の中の柱)とを金具でネジ止めするようにしましょう。
  • 突っ張り棒は、止むを得ず金具で固定できないときの方法と考えましょう。また、家具と天井の間に2本の突っ張り棒を立て、その間に板を渡すことで、より強固に固定されます。

耐震診断や耐震改修を行っています

堺市では、耐震診断や耐震改修などのお手伝いを行っています。詳しくは、下記をご覧ください。

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