「わが家の防災アイデアコンテスト」結果発表

たくさんのご応募ありがとうございました！
皆さまから寄せられた多くの創意工夫に富んだアイデアの中から、入賞者が決定しましたのでご紹介します。
ぜひご家庭でも真似して取り組んでみてくださいね！

能登半島地震で被災したおばあちゃんの話を聞いて、「もし自分が災害にあったとき、どんなものがあったら助かるのだろう」と考えるようになりました。そこで、堺市総合防災センターからのアドバイスも参考にしながら、オリジナルの「最強防災ボトル」を作りました。
防災バックは大容量で便利ですが、常に持ち歩くのは難しく、 外出先で災害が起こった場合は使えないこともあります。
そこで私は、日頃の備えとして、 複数の防災アイテムをウォーターボトルに詰めて、カバンやリュックに入れています。
コンパクトなので、普段から持ち歩いているものは入れずに、必要最低限のものだけを厳選して入れるようにしています。

・限られた容量に収めるため、本当に必要なものかを実際に使ったり試してみたりして、自分だけのオリジナルボトルにしている！
・備えの第一歩として気軽に準備ができる！

○材料
　A細切り高野豆腐1袋55g
　A カレー粉大さじ2〜3
　Bカットトマト缶1個400g
　Bウスターソース大さじ1
　B顆粒コンソメ・ガーリックパウダー各小さじ1
　オリーブ油適量
　塩・胡椒少々

○作り方
（1）熱したフライパンに油を入れ、中火でAを炒める。
（2）軽く炒めた後、Bを混ぜ合わせ、軽く煮て、塩胡椒で味を整えて完成！

盛り付ける際、器にサランラップ等を敷くと、食器洗いのために水を使用しなくて済みます。

・トマト缶の水分を利用するため、水を使うことなく調理ができる！
・比較的賞味期限が長く、常温保存が可能な乾物の高野豆腐と缶詰のトマト缶だけで美味しく食べられる！

災害とは何か？7歳と5歳のこどもたちにわかりやすく伝えるのはとても難しいことですが、家族で災害に備えて勉強会をしました。
こどもたちにまず、災害ってどんなものがあるの？災害ってなにが大変なの？身を守るためにどうしたらいい？などと意見を聞き、書き出してみました。
また、住む地域のハザードマップを印刷し、例えば《洪水》が起きた時に危ない場所はどこか？などと話をして、マーキングしました。
我が家でできる防災について家族全員で話し合う時間は必要だと思います♪

・こどもと一緒に災害について考え、必要なものやお気に入りのものを取り入れることで、非常時のストレス軽減や安心感に繋がる！

防災グッズは、かさばるのが悩み…
タオルとか何枚も必要だけど、リュックに入りきらない。
そこで、タオルを一枚減らして、代わりに風呂敷や手拭いを複数枚入れることにしました。
防寒対策、包帯、着替えの目隠し、水の運搬など工夫次第で様々な用途に使えます。

・風呂敷はタオルよりもかさばらず、持ち運びがしやすい！
・どの家庭にもある身近なものを使用し、工夫して活用をしている！

わが家への津波到達時間は地震発生から67分後。
この間に、どこへ逃げるか、どこへ集合するか。防災マップと一緒にこどもたちが分かりやすいように絵に書いて教えています。
地震が来たら揺れが止まるまで落ちついて、止まったら防災リュックを持ち、避難場所へ。
備えるだけではダメ。誰にでも当てはまる防災対策だけじゃダメ。
わが家の、わが家だからのきちんとしたシミュレーションされた防災対策じゃないと実際起こった時に何もできない気がします。
67分以内にいかに落ち着いて逃げるか。
この数字を頭に入れ、防災グッズはすぐに持ち出せる場所に置き、もし南海トラフ地震が来たら…！！！の時に備えて、家族で対策しています。

・普段から家族みんなで災害を想定し、避難訓練を行うからこそ突然の災害にも対応できる！

凝固剤は割安な非常用トイレとして使用できます。
我が家が購入したものは、900g入り1袋でおよそ90回分とのこと。
防災専用となると購入するハードルも上がりますが、普段から使えてお安いものなら買い足しやすいです。　

・軽量でスペースを取らず、持ち運びが簡単！
・コスパがよく、ホームセンターなどで簡単に手に入る！
・ラーメンの汁の処分やペット用のトイレとしても使用できる！

掃除などによく使われる重曹には消臭や皮脂汚れなどを落とす効果があります。
その特徴を利用してジップロックで洗濯をしました。
ジップロックに洗うものと重曹と水を入れてもみ洗いします。

・洗剤よりも節水できる！
・洗い終わった重曹水は、簡易トイレなどに再利用できる！　

保存食のクラッカー。
賞味期限が切れるのでそれを三男が生ハムとチーズ、レタスをちぎって完成させました。

・ローリングストックを楽しみながら行っている！
・普段から食べ慣れているものを備蓄品としておくこともローリングストックを継続させる秘訣！

ローリングストックを手間なく行うために、防災食を備蓄する専用のタンスを用意し、引き出しのところに「消費期限」と「食品名」を記載したテープを貼って工夫しました。

・忘れがちな期限のチェックも常に目の付くところに日付を書いておけば期限切れを生まなくて済む！

我が家の病院ポーチ。
百均のポーチに名前を書いたタグをつけ、保険証、診察券、おくすり手帳を入れています。
病院に行くときは、このポーチをさえあればOK。
災害時バタバタしている時もこのポーチをさっと持って行けるので、すごく便利です。

・普段の取り組みを防災に繋げられている！

米袋とガムテープで作ったスリッパに、言葉やイラストをかく「心を守る防災アイデア」です。
災害などで避難所に集まった時、知らない人と長期間にわたり一緒にいるのはストレスを感じると思います。
コミュニケーションをとるにも、相手がどんな人柄なのか分からないと、話しかけにくいこともあるため、まずは身につける物を通して人柄を伝えられます。

・災害時、身体の安全だけでなく心の安全も大切！
・不安や孤独を感じやすい状況の中で足元に温かい言葉があるとふとした瞬間に安心感が生まれたり、避難者同士の繋がりを生むことも！

各ご家庭で防災意識を持ち、備えについて見直すきっかけとなるよう「わが家の防災アイデアコンテスト」を開催します！
減災への取組や備えへのひと工夫・こだわり、非常食・保存食を使ったレシピなど、防災に関することについて何でも募集しています。

令和7年3月31日（月曜）まで
募集は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

堺市北区在住の方に限らず、どなたでもご参加いただけます。

何作品でも応募可能ですが、入賞はおひとり1作品までとします。

1.　次のいずれかの堺市北区役所SNSアカウントをフォロー

• Instagram　「@sakaisikitaku_offcial」
• X (旧Twitter)　「@kitakucho」
• Facebook 　「sakai.kitaward」
• ピアッザ 　「北区役所_企画総務課」

2．北区役所アカウントをフォローしたSNSで投稿
応募者が撮影した防災アイデアの写真を添付のうえ、投稿文に防災アイデアの説明を記載し、ハッシュタグ「＃北区みんなで防災」をつけて投稿してください。
※公開アカウントにて応募をお願いします（非公開アカウントの投稿は閲覧ができないため、コンテスト対象外です）。
※写真は複数枚添付可能です。

件名を「＃北区みんなで防災」とし、応募者が撮影した防災アイデアの写真データを添付のうえ、本文に防災アイデアについての説明を記載してメールをお送りください。
送付先メールアドレス「kitakiso@city.sakai.lg.jp」
※写真は複数枚添付可能です（合計10メガバイト以下としてください）。

封筒裏面に「＃北区みんなで防災」と記載し、応募者が撮影した防災アイデアの写真を同封のうえ、防災アイデアについて記載した手紙をお送りください。
送付先　北区役所企画総務課（〒591-8021　堺市北区新金岡町5丁1番4号）

応募者は応募規約に同意いただいたものとみなします。
下記のPDFファイルの内容をご確認ください。

普段使いできる防災グッズが掲載された19枚のカードからお好きな商品をお選びいただけます。

備蓄ごはんなどの防災食に加え、人気のバターチキンカレー、豚汁など非常時にも手軽に食べられるいろんなレトルト食品を詰合せました。
賞味期限が1年以上あり、普段の食事でも美味しく食べられるものを選びましたので、ぜひローリングストックにご活用ください！

備蓄ごはんなどの防災食に加え、人気のバターチキンカレー、豚汁など非常時にも手軽に食べられるいろんなレトルト食品を詰合せました。
賞味期限が1年以上あり、普段の食事でも美味しく食べられるものを選びましたので、ぜひローリングストックにご活用ください！

・材料
リュック、厚手のポリ袋2枚（30～45リットル程度）

・作り方
リュックの中にゴミ袋を入れるだけ！
漏れが心配な方はごみ袋を2～3重にしておくと安心♪

・ポイント
給水する際は、袋の6割程度にとどめておくと、袋の口が結べなくなったり、重すぎて持ち運べないといったことがなくていいですよ！
リュックのチャックを閉める時にビニールを巻き込まないように注意！
　

・用意するもの（1～2人前）
カセットコンロ、耐熱性のポリ袋、無洗米1合（150g）、水200ml

・作り方

1. お米と水をポリ袋に入れ、30 分置いておく。※膨張しないよう空気を抜くために袋をねじりながら結ぶ。
2. ポリ袋が鍋肌に当たって破れないよう、耐熱皿を敷く。
3. 沸騰状態の鍋に袋を入れ 20 分湯せんする。
4. 火を消して 10 分蒸らしてできあがり！※袋から食べれば洗い物が出ません。

・ポイント
加熱に使った水は汚れないので再利用できます！
普通のポリ袋だと熱で溶けてしまうので必ず耐熱性のものを使用してください。
　

1. アレルギーがある子どもがいるので、食べ物の成分は必ずチェックしています。
2. 趣味のキャンプと兼用して使えるものもあります（普段から使い慣れているものだど、いざという時もスムーズに使用できます）。
3. 体格や体力に合った防災リュックに重いものから順に詰めることで運びやすくしています。家族分のリュックを用意すれば、協力して持ち出せます。
4. 生活するのに欠かせないものが何かを考えて防災グッズを選んでいます（1週間の生活を振り返ってみるといいかも）。
5. リュックに入れるのは3日分にして、あとはキッチンのパントリー（食品庫）の食料をローリングストックしながら消費しています。
6. 防災リュックは即座に持ち出しできるよう玄関の近くに置いています。

1. 取り出しやすい場所に収納し、「食品名」「個数」「賞味・消費期限」を確認しやすくリスト化することで、期限切れや過剰な買い足しを防ぎます。
2. 収納ケースの外側や冷蔵庫など見える場所に貼っておくと便利です。

入賞者へは、令和7年4月下旬頃に、各種SNSの堺市北区役所アカウントからダイレクトメッセージ（DM）でご連絡します。
堺市北区役所のアカウントのフォローを外すと連絡が取れなくなるため、発表までは外さないでください。
メールおよび郵送でご応募いただいた場合は、それぞれご応募いただいたメールアドレス、ご連絡先にお知らせします。
5日以内にお返事がない場合、入賞は無効としますのでご注意ください。
入賞作品確定後、このページと各種SNSの堺市北区役所アカウントで防災アイデアの発表を行います。