令和7年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの結果について
更新日:2024年10月6日
食中毒防止、食品の安全性及び表示の信頼性を確保するため、市内食品関係施設に対し一斉監視を行ったので、その結果をお知らせします。
1 実施期間
令和7年7月1日(火曜日)から令和7年8月29日(金曜日)まで
2 監視指導結果
以下(1)から(7)の施設を中心に立ち入り、施設の衛生管理や食品の表示等について監視指導を行いました。違反等のあった施設については今後も監視指導を継続します。
(1)百貨店、スーパーマーケット等の食品量販施設
125施設に立ち入り、監視を行った結果、違反件数は延べ72件でした。違反内容を表1に示しました。主な違反内容としては、許可証の不掲示、食品のアレルギー物質や食品添加物の表示不備等がありました。これら全ての施設に、改善を図るよう指導を行いました。
違反内容 | 件数(件) |
---|---|
施設の衛生管理の不備 | 1 |
設備・器具等の衛生管理の不備 | 1 |
食品の直置き | 2 |
温度管理の不備(要冷蔵品の前出し、ロードライン超え) | 8 |
許可証不掲示 | 13 |
その他衛生管理不備 | 10 |
アレルギー物質の表示不備 | 9 |
添加物の表示不備 | 15 |
原材料名の表示不備 | 1 |
原料原産地の表示不備 | 5 |
原産国の表示不備 | 2 |
保存方法の表示不備 | 2 |
その他表示不備 | 3 |
合計 | 72 |
(2)仕出し屋等の大量調理施設及び集団給食施設
97施設に立ち入り、施設の衛生管理、食品の衛生的な取り扱い等について指導を行いました。
(3)生食用又は加熱不十分な食肉(鶏、生ハンバーグ等)を提供する施設
90施設に立ち入り、施設および食品の衛生管理等について確認および指導を行いました。
(4)鶏肉を飲食店営業者に販売する施設
9施設に立ち入り、施設の衛生管理、食品の衛生的な取り扱い、鶏肉を客に調理・提供する際には加熱が必要である旨の情報伝達を販売の際に行うことについて指導しました。
(5)野生鳥獣肉(ジビエ)取扱施設
4施設に立ち入り、取り扱う野生鳥獣肉の入手経路について確認し、提供時には十分に加熱するよう指導を行いました。
(6)いわゆる「健康食品」の製造施設
1施設に対し、HACCPに沿った衛生管理を行っていること、健康被害に係る情報を探知した際の迅速な連絡体制を構築していることについて確認しました。また、健康食品の表示の適正化について周知啓発を行いました。
(7)井戸水、湧き水等を飲用に適する水として使用する施設
6施設に対し、使用水が適切に管理されていることを確認しました。
3 収去検査結果
保存料使用食品、清涼飲料水、そうざい及びその半製品、生食用鮮魚介類、生鮮野菜および輸入食品などの食品について、46検体(うち輸入食品4検体)の収去検査を実施し、違反は発見されませんでした。
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