2025年　第22週(令和7年5月26日から令和7年6月1日)：堺市

報告定点数
小児科定点（17）　　急性呼吸器感染症定点（25）　　インフルエンザ定点（25）
新型コロナウイルス感染症定点（25）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

　2025年第22週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比13.8％増の214例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ5.00、3.35、1.59である。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は前週比7％減の85例で、西区11.67、中区6.50、北区・東区・美原区4.67であった。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比24％増の57例で、西区5.00、北区・東区・美原区4.33、堺区3.00である。

　伝染性紅斑（警報レベル開始基準値：2、注意報レベル基準値なし）は前週比50％増の27例で、中区5.50、西区1.67、南区1.33であった。

　急性呼吸器感染症は6％増の1182例で、定点あたり報告数は47.28である。西区77.60、中区69.67、北区40.75であった。

　インフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は前週比17％増の7例で、定点あたり報告数は0.28である。堺区0.50であった。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比14%増の16例で、定点あたり報告数は0.64である。東区・美原区2.00、西区1.40、堺区0.75であった。

ARIの患者数は、「咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか一つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ、医師が感染症を疑う外来症例」を集計しています。