2025年　第2週(令和7年1月6日から令和7年1月12日)：堺市

報告定点数
小児科定点（19）　　インフルエンザ定点（29）　　新型コロナウイルス感染症定点（29）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

　2025年第1週は多くの定点医療機関が休診したため、その総報告数は大幅に減少し、前後週の報告数増減幅に大きく影響した。

　2025年第2週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比941.7％増の125例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ3.32、1.26、0.63、0.63である。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は前週比6200％増の63例で、西区7.67、中区4.33、堺区3.50であった。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比380％増の24例で、北区・東区・美原区2.00、堺区1.75、中区1.33である。

　RSウイルス感染症（警報レベル開始基準値なし、注意報レベル基準値なし）は前週比500％増の12例で、北区・東区・美原区1.17、中区0.67であった。

　水痘（警報レベル開始基準値：2、注意報レベル基準値：1）は前週比500％増の12例で、北区・東区・美原区1.00、堺区0.75、西区0.67である。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比114％増の163例で、定点あたり報告数は5.62である。美原区13.00、堺区12.00、東区6.00であった。2024年第52週と比較し増加した。

　インフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は前週比183％増の904例で、定点あたり報告数は31.17である。堺区49.40、東区48.00、北区37.25であった。