2025年　第19週(令和7年5月5日から令和7年5月11日)：堺市

報告定点数
小児科定点（17）　　急性呼吸器感染症定点（25）　　インフルエンザ定点（25）
新型コロナウイルス感染症定点（25）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

　2025年第19週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比8.3％減の122例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ3.76、1.18、0.76である。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は前週比19％減の64例で、中区7.50、西区6.67、北区・東区・美原区3.00であった。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比17％減の20例で、北区・東区・美原区2.67、南区0.67、中区0.50である。

　伝染性紅斑（警報レベル開始基準値：2、注意報レベル基準値なし）は前週比333％増の13例で、南区2.00、中区1.00、西区0.67であった。

　急性呼吸器感染症は20％減の954例で、定点あたり報告数は38.16である。西区57.80、中区54.33、北区・東区37.13であった。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比25%減の12例で、定点あたり報告数は0.48である。美原区3.00、北区・東区0.63であった。

ARIの患者数は、「咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか一つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ、医師が感染症を疑う外来症例」を集計しています。