2024年　第44週(令和6年10月28日から令和6年11月3日)：堺市

報告定点数
小児科定点（19）　　インフルエンザ定点（29）　　新型コロナウイルス感染症定点（29）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

　2024年第44週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比20.2％増の214例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ4.32、3.26、2.21である。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は前週比91％増の82例で、堺区8.00、西区 6.33、北区・東区・美原区3.33であった。

　手足口病（警報レベル開始基準値：5、注意報レベル基準値なし）は前週比5%増の62例で、西区4.00、北区・東区・美原区3.50、堺区3.25である。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比19％減の42例で、堺区4.50、南区2.00、北区・東区・美原区／中区1.67であった。

　インフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は前週比7％減の26例で、定点あたり報告数は0.90である。美原区3.00、東区2.00、堺区1.60であった。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比15％減の33例で、定点あたり報告数は1.14である。東区2.00、西区1.83、北区1.75であった。

　基幹定点把握疾患のマイコプラズマ肺炎は、前週から4例増の12例の報告である。