2021年　第46週(令和3年11月15日から令和3年11月21日)：堺市

更新日：2021年11月26日

報告定点数
小児科定点（19）　　インフルエンザ定点（29）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

今週のトピックス

「感染性胃腸炎　増加」

　2021年第46週の小児科及び眼科定点把握感染症は、前週比14.9％増の200例の報告があった。

　報告の第1位は感染性胃腸炎で、以下、手足口病、ヘルパンギーナと続く。上位3疾患の定点当たり報告数はそれぞれ4.16、4.05、1.05である。
　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は18%増の79例で、西区6.67、堺区5.00、中区4.67、北区／東・美原区4.00であった。
　手足口病（警報レベル開始基準値：5、注意報レベル基準値なし）は、5%増の77例で、中区10.00、堺区3.67、北区／西区3.33、東・美原区3.00である。
　ヘルパンギーナ（警報レベル開始基準値：6、注意報レベル基準値なし）は、13％減の20例で、中区1.67、北区／堺区1.33、西区1.00であった。
　感染性胃腸炎の原因の一つであるノロウイルス、手足口病の主な原因であるエンテロウイルスは、アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが基本的な予防策である。

今週のトピックス

インフルエンザ

2021年　第46週(令和3年11月15日から令和3年11月21日)
区別定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	北区 (8)	堺区 (4)	西区 (6)	中区 (4)	南区 (4)	東区 (2)	美原区 (1)	合計 (29)
	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
　なお、インフルエンザの集計値は、内科と小児科から報告があったものとしていますが、美原区については、小児科の定点医療機関がないため内科からの報告数を示したものです。

インフルエンザ発生状況

小児科定点把握疾患

2021年　第46週(令和3年11月15日から令和3年11月21日)
区別かっこ内は定点医療機関数	北区 (6)	堺区 (3)	西区 (3)	中区 (3)	南区 (3)	東・美原区 (1)	合計 (19)
RSウイルス感染症	0.33	0.33	0.00	0.00	0.00	0.00	0.16
咽頭結膜熱	0.00	1.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.16
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎	0.50	0.00	0.33	0.33	0.00	0.00	0.26
感染性胃腸炎	4.00	5.00	6.67	4.67	0.67	4.00	4.16
水痘	0.17	0.00	0.00	1.00	0.00	0.00	0.21
手足口病	3.33	3.67	3.33	10.00	1.00	3.00	4.05
伝染性紅斑	0.00	0.00	0.00	0.33	0.00	0.00	0.05
突発性発しん	0.17	0.00	0.67	0.33	0.33	0.00	0.26
ヘルパンギーナ	1.33	1.33	1.00	1.67	0.00	0.00	1.05
流行性耳下腺炎	0.00	0.00	0.00	0.67	0.00	0.00	0.11

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。

・上位3位疾患グラフ
　（グラフの数字は、定点当たり報告数）

上位3疾患グラフ

・小児科定点把握疾患　患者発生状況グラフ

区役所別の患者発生状況グラフ

眼科定点疾患

2021年　第46週(令和3年11月15日から令和3年11月21日)
定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	堺市 (5)
急性出血性結膜炎	0.00
流行性角結膜炎	0.20

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。

基幹定点把握疾患

2021年　第46週(令和3年11月15日から令和3年11月21日)
定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	堺市 (2)
細菌性髄膜炎	0.00
無菌性髄膜炎	0.00
マイコプラズマ肺炎	0.00
クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0.00
感染性胃腸炎（ロタウイルスによる）	0.00