2021年 第44週(令和3年11月1日から令和3年11月7日):堺市
更新日:2022年7月22日
報告定点数
小児科定点(19) インフルエンザ定点(29) 眼科定点(5) 基幹定点(2)
今週のトピックス
「手足口病 増加続く」
2021年第43週(10月25日~10月31日、表1)と、第44週(11月1日~11月7日、表2)を合わせて報告する。
2021年第43週の小児科及び眼科定点把握感染症は、前週比24.3%増の128例の報告があった。
報告の第1位は手足口病と感染性胃腸炎で、ヘルパンギーナと続く。上位3疾患の定点当たり報告数はそれぞれ2.53、2.53、0.89である。
手足口病(警報レベル開始基準値:5、注意報レベル基準値なし)は78%増の48例で、中区4.67、北区/南区2.33、堺区/西区2.00であった。
感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は、14%増の48例で、中区6.33、西区/東・美原区4.00、堺区2.00である。
ヘルパンギーナ(警報レベル開始基準値:6、注意報レベル基準値なし)は、26%減の17例で、西区2.00、堺区/中区1.00、南区0.67であった。
2021年第44週(11月1日~11月7日、表2)の小児科及び眼科定点把握感染症は、前週比3.1%増の132例の報告があった。
報告の第1位は手足口病で、以下、感染症胃腸炎、ヘルパンギーナと続く。上位3疾患の定点当たり報告数はそれぞれ3.00、2.37、1.05である。
手足口病(警報レベル開始基準値:5、注意報レベル基準値なし)は19%増の57例で、中区8.33、西区3.00、北区/堺区2.33であった。手足口病は、大阪府下では警報レベルを超えている地区があり、増加傾向が継続している。
感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は、6%減の45例で、西区6.67、中区3.00、堺区2.00であった。
ヘルパンギーナ(警報レベル開始基準値:6、注意報レベル基準値なし)は、18%増の20例で、中区4.00、東・美原区1.00、堺区/西区0.67である。
定点把握感染症報告状況
インフルエンザ
区別定点当たり報告数 かっこ内は定点医療機関数 |
北区 (8) |
堺区 (4) |
西区 (6) |
中区 (4) |
南区 (4) |
東区 (2) |
美原区 (1) |
合計 (29) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
※定点当たり報告数=患者報告数/定点医療機関数
定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
なお、インフルエンザの集計値は、内科と小児科から報告があったものとしていますが、美原区については、小児科の定点医療機関がないため内科からの報告数を示したものです。
小児科定点把握疾患
区別 かっこ内は定点医療機関数 |
北区 (6) |
堺区 (3) |
西区 (3) |
中区 (3) |
南区 (3) |
東・美原区 (1) |
合計 (19) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | 0.00 | 0.33 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.05 |
咽頭結膜熱 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 |
0.17 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.33 | 0.00 | 0.11 |
感染性胃腸炎 | 1.33 | 2.00 | 6.67 | 3.00 | 0.33 | 1.00 | 2.37 |
水痘 | 0.17 | 0.00 | 0.33 | 0.00 | 0.33 | 0.00 | 0.16 |
手足口病 | 2.33 | 2.33 | 3.00 | 8.33 | 0.33 | 1.00 | 3.00 |
伝染性紅斑 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
突発性発しん | 0.50 | 0.00 | 0.00 | 0.33 | 0.00 | 0.00 | 0.21 |
ヘルパンギーナ | 0.33 | 0.67 | 0.67 | 4.00 | 0.33 | 1.00 | 1.05 |
流行性耳下腺炎 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
※定点当たり報告数=患者報告数/定点医療機関数
定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
・上位3位疾患グラフ
(グラフの数字は、定点当たり報告数)
・小児科定点把握疾患 患者発生状況グラフ
眼科定点疾患
定点当たり報告数 かっこ内は定点医療機関数 |
堺市 (5) |
---|---|
急性出血性結膜炎 | 0.00 |
流行性角結膜炎 | 0.00 |
※定点当たり報告数=患者報告数/定点医療機関数
定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
基幹定点把握疾患
定点当たり報告数 かっこ内は定点医療機関数 |
堺市 (2) |
---|---|
細菌性髄膜炎 | 0.00 |
無菌性髄膜炎 | 0.00 |
マイコプラズマ肺炎 | 0.00 |
クラミジア肺炎(オウム病を除く) | 0.00 |
感染性胃腸炎(ロタウイルスによる) | 0.00 |
※定点当たり報告数=患者報告数/定点医療機関数
定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
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