2021年　第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)：堺市

更新日：2022年7月21日

報告定点数
小児科定点（19）　　インフルエンザ定点（29）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

今週のトピックス

「手足口病　増加続く」

　2021年第40週の小児科及び眼科定点把握感染症は、前週比2.9％減の101例の報告があった。

　報告の第1位は感染性胃腸炎で、以下、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と続く。上位3疾患の定点当たり報告数はそれぞれ2.37、1.37、0.58であった。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は、15%減の45例で、北区3.17、西区3.00、中区2.67、堺区／東・美原区2.00である。
　手足口病（警報レベル開始基準値：5、注意報レベル基準値なし）は30%増の26例で、堺区2.33、西区2.00、中区／南区1.67であった。大阪府下では警報レベルを超えている地区もあるため、注意が必要。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は、83％増の11例で、西区2.00、北区0.50である。
　インフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は、今シーズン初めてとなる1例の報告があった。

今週のトピックス

インフルエンザ

2021年　第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)
区別定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	北区 (8)	堺区 (4)	西区 (6)	中区 (4)	南区 (4)	東区 (2)	美原区 (1)	合計 (29)
	0.00	0.00	0.00	0.25	0.00	0.00	0.00	0.03

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。
　なお、インフルエンザの集計値は、内科と小児科から報告があったものとしていますが、美原区については、小児科の定点医療機関がないため内科からの報告数を示したものです。

インフルエンザ発生状況

小児科定点把握疾患

2021年　第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)
区別かっこ内は定点医療機関数	北区 (6)	堺区 (3)	西区 (3)	中区 (3)	南区 (3)	東・美原区 (1)	合計 (19)
RSウイルス感染症	0.50	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.16
咽頭結膜熱	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎	0.50	0.33	2.00	0.00	0.33	0.00	0.58
感染性胃腸炎	3.17	2.00	3.00	2.67	0.33	2.00	2.37
水痘	0.17	0.00	0.00	0.33	0.00	0.00	0.11
手足口病	0.50	2.33	2.00	1.67	1.67	0.00	1.37
伝染性紅斑	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00
突発性発しん	0.00	0.00	0.33	0.67	0.00	0.00	0.16
ヘルパンギーナ	0.17	0.33	1.67	0.67	0.00	1.00	0.53
流行性耳下腺炎	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00	0.00

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。

・上位3位疾患グラフ
　（グラフの数字は、定点当たり報告数）

上位3疾患グラフ

・小児科定点把握疾患　患者発生状況グラフ

区役所別の患者発生状況グラフ

眼科定点疾患

2021年　第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)
定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	堺市 (5)
急性出血性結膜炎	0.00
流行性角結膜炎	0.20

※定点当たり報告数＝患者報告数／定点医療機関数
　定点医療機関は、本事業の報告にご協力いただいている医療機関です。

基幹定点把握疾患

2021年　第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)
定点当たり報告数かっこ内は定点医療機関数	堺市 (2)
細菌性髄膜炎	0.00
無菌性髄膜炎	0.00
マイコプラズマ肺炎	0.00
クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0.00
感染性胃腸炎（ロタウイルスによる）	0.00