2019年 第47週(令和元年11月18日から令和元年11月24日):堺市
更新日:2022年7月15日
報告定点数 小児科定点(19) インフルエンザ定点(29) 眼科定点(5) 基幹定点(2)
今週のトピックス
「インフルエンザ 流行期入り」
2019年第47週の小児科及び眼科定点把握感染症は前週比8.7%減の168例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の順である。上位3疾患の定点当たりの報告数はそれぞれ3.47、3.21、0.47であった。
感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は18%増の66例の報告で、定点当たり報告数は堺区6.33、北・東・美原区4.17、西区3.25であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル開始基準値:8、注意報レベル基準値なし)は25%減の61例の報告で、定点当たり報告数は北・東・美原区4.83、堺区3.67、南区2.50である。
伝染性紅斑(警報レベル開始基準値:2、注意報レベル基準値なし)は、40%減の9例の報告で、定点当たり報告数は北・東・美原区1.00、中区0.50である。
インフルエンザ(注意報レベル基準値:10、流行開始の目安:1超)は、69%増の59例の報告があり、定点当たり報告数は2.03であった。大阪府内でも43%増で、定点当たり報告数は1.21となり流行開始の目安である1.00を超え、流行期入りした。
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区ごとの「患者発生数」・「上位3疾患グラフ」・「定点あたりの患者発生状況グラフ」
患者発生数
定点 科別 |
疾患別 | 北・東・美原区 | 堺区 | 西区 | 中区 | 南区 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小児科 内科 |
インフルエンザ | 26 | 7 | 13 | 8 | 5 | 59 | ||
小児科 | RSウイルス感染症 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 5 | ||
咽頭結膜熱 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | |||
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 |
29 | 11 | 9 | 2 | 10 | 61 | |||
感染性胃腸炎 | 25 | 19 | 13 | 6 | 3 | 66 | |||
水痘 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | |||
手足口病 | 0 | 1 | 4 | 1 | 1 | 7 | |||
伝染性紅斑 | 6 | 1 | 1 | 1 | 0 | 9 | |||
突発性発しん | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | |||
ヘルパンギーナ | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 4 | |||
流行性耳下腺炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | |||
眼科 | 急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
流行性角結膜炎 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |||
合計 | 70 | 38 | 28 | 14 | 18 | 168 |
※合計はインフルエンザを除く小児科・眼科を加算した数値です。
「上位3疾患グラフ」
(グラフの数字は、定点あたりの患者数(患者数/協力医療機関数))