2019年 第42週(令和元年10月14日から令和元年10月20日):堺市
更新日:2022年7月15日
報告定点数 小児科定点(19) インフルエンザ定点(29) 眼科定点(5) 基幹定点(2)
今週のトピックス
「RSウイルス感染症 さらに減少」
2019年第42週の小児科及び眼科定点把握感染症は前週比32.7%減の111例の報告があった。報告の第1位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で以下、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症の順である。上位3疾患の定点当たりの報告数はそれぞれ1.74、1.37、1.05であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル開始基準値:8、注意報レベル基準値なし)は8%減の33例の報告で、北・東・美原区2.83、堺区2.67、南区1.00である。
感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は32%減の26例の報告で、西区2.25、北・東・美原区1.67、堺区1.00であった。
RSウイルス感染症(警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値なし)は、65%減の20例の報告で、北・東・美原区2.17、中区1.50、西区0.75である。大阪府内では、34%減少し、定点当たり報告数2.37であった。
インフルエンザ(警報レベル開始基準値:30、注意報レベル基準値:10、流行開始の目安:1超)は、33%減の2例の報告があった。大阪府内では8%増加し、定点当たり報告数0.23となった。
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区ごとの「患者発生数」・「上位3疾患グラフ」・「定点あたりの患者発生状況グラフ」
患者発生数
定点 科別 |
疾患別 | 北・東・美原区 | 堺区 | 西区 | 中区 | 南区 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小児科 内科 |
インフルエンザ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | ||
小児科 | RSウイルス感染症 | 13 | 0 | 3 | 3 | 1 | 20 | ||
咽頭結膜熱 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 |
17 | 8 | 3 | 1 | 4 | 33 | |||
感染性胃腸炎 | 10 | 3 | 9 | 1 | 3 | 26 | |||
水痘 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | |||
手足口病 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | |||
伝染性紅斑 | 3 | 5 | 0 | 1 | 3 | 12 | |||
突発性発しん | 0 | 1 | 1 | 3 | 1 | 6 | |||
ヘルパンギーナ | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 | |||
流行性耳下腺炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
眼科 | 急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
流行性角結膜炎 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | |||
合計 | 47 | 21 | 17 | 12 | 14 | 111 |
※合計はインフルエンザを除く小児科・眼科を加算した数値です。
「上位3疾患グラフ」
(グラフの数字は、定点あたりの患者数(患者数/協力医療機関数))