2019年 第15週(平成31年4月8日から平成31年4月14日):堺市
更新日:2022年7月15日
報告定点数 小児科定点(19) インフルエンザ定点(29) 眼科定点(5) 基幹定点(2)
今週のトピックス
「RSウイルス感染症 増加」
2019年第15週の小児科及び眼科定点把握感染症は前週比28.3%増の177例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症の順である。上位3疾患の定点当たりの報告数はそれぞれ3.74、2.47、1.32であった。
感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は6%増の71例の報告で、中区5.00、北・東・美原区4.17、西区3.50であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル開始基準値:8、注意報レベル基準値なし)は38%増の47例の報告で、堺区5.67、中区2.50、北・東・美原区2.17である。
RSウイルス感染症(警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値ともになし)は92%増の25例の報告で、西区1.75、堺区1.67、北・東・美原区/中区1.50であった。
インフルエンザ(警報レベル終息基準値:10)は35%減の17例(定点当たり報告数0.59)で、堺市全体で見ると減少傾向が続いているが、堺区では定点あたり報告数は1.25に増加した。大阪府内では複数ブロックで増加しており、府内全体では15%増の定点当たり報告数1.09となった。
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区ごとの「患者発生数」・「上位3疾患グラフ」・「定点あたりの患者発生状況グラフ」
患者発生数
定点 科別 |
疾患別 | 北・東・美原区 | 堺区 | 西区 | 中区 | 南区 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小児科 内科 |
インフルエンザ | 7 | 5 | 4 | 1 | 0 | 17 | ||
小児科 | RSウイルス感染症 | 9 | 5 | 7 | 3 | 1 | 25 | ||
咽頭結膜熱 | 2 | 7 | 1 | 1 | 3 | 14 | |||
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 |
13 | 17 | 6 | 5 | 6 | 47 | |||
感染性胃腸炎 | 25 | 10 | 14 | 10 | 12 | 71 | |||
水痘 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
手足口病 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | |||
伝染性紅斑 | 1 | 2 | 2 | 1 | 0 | 6 | |||
突発性発しん | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 7 | |||
ヘルパンギーナ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | |||
流行性耳下腺炎 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | |||
眼科 | 急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
流行性角結膜炎 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | |||
合計 | 53 | 44 | 33 | 24 | 23 | 177 |
※合計はインフルエンザを除く小児科・眼科を加算した数値です。
「上位3疾患グラフ」
(グラフの数字は、定点あたりの患者数(患者数/協力医療機関数))