2025年　第28週(令和7年7月7日から令和7年7月13日)：大阪府

更新日：2025年7月17日

報告定点数
小児科定点（185）　　急性呼吸器感染症定点（291）　　インフルエンザ定点（291）
新型コロナウイルス感染症定点（291）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

手足口病今後の動向に注意　

　第28週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,555例であり、前週比1.7%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、伝染性紅斑、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.01、2.54、1.92、1.44、1.26である。
　感染性胃腸炎の報告数は前週比7%減の927例で、南河内7.38、北河内7.23、中河内6.05、大阪市南部5.94、豊能5.59であった。
　伝染性紅斑は8%減の469例で、中河内5.16、北河内2.73、豊能2.55である。
　ヘルパンギーナは38%増の356例で、北河内4.27、大阪市北部2.77、泉州2.20であった。前週と比べて、11ブロック中9ブロックで増加していた。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4%減の266例で、中河内3.00、北河内1.86、堺市1.71である。
　手足口病は7%増の234例で、南河内2.50、北河内2.32、中河内1.21であった。
　新型コロナウイルス感染症は6％増の589例、定点あたり報告数は2.02で、3週連続して増加した。北河内3.27、大阪市東部2.60、泉州2.48、南河内2.25、大阪市南部2.19である。
　急性呼吸器感染症(ARI)は1％増の11,051例で、定点あたり報告数は37.98であった。南河内54.92、北河内47.57、中河内43.59、堺市40.84、豊能36.66である。

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感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2025年　第28週(令和7年7月7日から令和7年7月13日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	急性呼吸器感染症	1283	741	1760	1264	1318	1021	1114	679	516	419	936	11051
	インフルエンザ	4	6	20	4	2	9	1	2	1	2	3	54
	新型コロナウイルス感染症	49	32	121	44	54	41	82	33	24	52	57	589
小児科	RSウイルス感染症	9	7	6	3	6	3	14	12	3	0	5	68
	咽頭結膜熱	3	8	10	25	8	13	10	4	11	6	8	106
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	27	9	41	57	20	29	17	9	14	17	26	266
	感染性胃腸炎	123	88	159	115	118	45	68	42	31	37	101	927
	水痘	5	8	7	12	4	2	6	3	0	3	5	55
	手足口病	16	16	51	23	40	18	22	10	7	12	19	234
	伝染性紅斑	56	38	60	98	36	38	41	30	17	19	36	469
	突発性発しん	7	6	10	8	3	1	5	1	4	1	1	47
	ヘルパンギーナ	37	25	94	23	11	20	44	36	15	20	31	356
	流行性耳下腺炎	0	2	0	1	0	1	1	1	0	1	0	7
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	1	0	3	3	1	0	3	1	2	5	1	20
合計		284	207	441	368	247	170	231	149	104	121	233	2555
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	1	0	0	1	2	0	0				4
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	1	1	0	1	0				3
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	1	0	0	0	0				1