2024年　45週(令和6年11月4日から令和6年11月10日)：大阪府

更新日：2024年11月14日

報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「インフルエンザ 3週連続増加」

　第45週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,766例であり、前週比14.5％減であった。定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.53、2.70、1.23、0.69、0.28である。
　手足口病は前週比14%減の696例で、大阪市北部6.43、北河内5.48、中河内4.95、大阪市南部3.50、三島3.41であった。
　感染性胃腸炎は20%減の532例で、南河内4.00、中河内3.84、豊能3.48である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は20%減の243例で、大阪市南部2.00、大阪市東部1.67、南河内1.50であった。
　RSウイルス感染症は21%増の135例で、中河内1.21、北河内1.12、大阪市北部1.00である。
　咽頭結膜熱は47%増の56例で、中河内0.84、大阪市北部0.43、大阪市東部0.40であった。
　インフルエンザは2例増の245例で、定点あたり報告数は0.80である。豊能1.41、南河内1.38、大阪市東部1.18、大阪市北部0.90、大阪市西部0.80であった。大阪府では、現在AH1pdmが検出されている。全国集計では、第44週に定点あたり報告数が流行開始期入りの目安の1を超え、流行期入りしたと発表された。
　新型コロナウイルス感染症は5％減の245例で定点あたり報告数は0.80である。大阪市東部1.50、豊能0.95、南河内0.92、泉州0.91、堺市0.86であった。
　基幹定点把握疾患のマイコプラズマ肺炎は2例増の61例の報告があり、定点あたり報告数は3.39である。

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感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　45週(令和6年11月4日から令和6年11月10日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	52	12	32	12	33	16	13	18	12	26	19	245
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	35	6	35	11	22	25	31	16	8	33	23	245
小児科	RSウイルス感染症	1	1	28	23	15	8	17	14	4	13	11	135
	咽頭結膜熱	2	5	4	16	3	4	7	6	1	6	2	56
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	23	15	33	15	24	24	24	10	14	25	36	243
	感染性胃腸炎	80	37	65	73	64	53	62	23	21	17	37	532
	水痘	2	6	6	3	6	2	2	5	1	0	0	33
	手足口病	61	58	137	94	43	40	58	90	22	30	63	696
	伝染性紅斑	4	4	6	2	1	0	0	0	0	1	1	19
	突発性発しん	2	1	4	6	2	4	1	2	0	1	3	26
	ヘルパンギーナ	0	0	2	2	1	0	1	5	0	1	0	12
	流行性耳下腺炎	0	0	0	0	2	0	1	2	1	0	1	7
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	0	1	2	1	0	0	0	0	0	2	1	7
合計		175	128	287	235	161	135	173	157	64	96	155	1766
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	1	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	1	1	0	0	0	0	0				2
	マイコプラズマ肺炎	6	4	5	12	3	8	5	18				61
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0