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2024年 第15週(令和6年4月8日から令和6年4月14日):大阪府

更新日:2024年8月23日

報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(304)  新型コロナウイルス感染症定点(304)  眼科定点(51)  基幹定点(18)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 10週連続増加」

 第15週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,571例であり、前週比16.3%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.63、3.95、2.58、0.81、0.65である。
 感染性胃腸炎は前週比13%増の908例で、中河内5.85、北河内5.64、南河内5.50、三島5.44、大阪市西部5.00であった。
 RSウイルス感染症は16%増の774例で、大阪市北部6.86、中河内5.40、堺市5.00であり、10週連続で増加している。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2%増の506例で、北河内3.76、堺市3.63、中河内3.30であった。
 手足口病は69%増の159例で、泉州2.24、堺市1.26、大阪市南部1.00である。
 流行性角結膜炎は94%増の33例で、三島1.75、大阪市南部1.50、大阪市北部1.00であった。
 
 インフルエンザは32%減の391例で、定点あたり報告数は1.29である。堺市1.79、大阪市北部1.75、中河内1.55、大阪市西部
1.40、北河内1.33であり、10週連続で減少している。
 新型コロナウイルス感染症は9%減の900例で、定点あたり報告数は2.96であった。泉州3.94、大阪市北部3.70、北河内3.53、南河内3.17、堺市3.14である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2024年 第15週(令和6年4月8日から令和6年4月14日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 34 21 53 48 29 52 43 35 21 28 27 391
新型コロナウイルス感染症 87 60 141 58 76 91 134 74 34 67 78 900
小児科 RSウイルス感染症 62 25 101 108 78 95 71 96 36 48 54 774
咽頭結膜熱 3 3 10 13 19 4 5 10 0 4 5 76
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
27 22 94 66 34 69 65 19 13 41 56 506
感染性胃腸炎 104 87 141 117 88 63 84 69 50 34 71 908
水痘 3 3 13 4 4 0 6 0 3 1 2 39
手足口病 7 5 11 16 15 24 47 3 8 5 18 159
伝染性紅斑 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
突発性発しん 5 0 8 14 4 6 7 4 2 1 3 54
ヘルパンギーナ 1 3 2 3 2 0 4 0 0 0 1 16
流行性耳下腺炎 0 0 0 1 2 1 0 0 0 1 0 5
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 3 7 3 2 2 1 2 5 0 2 6 33
合計 216 155 383 344 248 263 291 206 112 137 216 2571
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 1 1 2
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 2 2 2 0 6
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 1 0 0 0 0 1 2

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