2023年　第41週(令和5年10月9日から令和5年10月15日)：大阪府

更新日：2023年10月19日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　さらに増加続く」

　第41週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,864例であり、前週比12.0%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.06、2.79、2.35、0.75、0.38である。
　咽頭結膜熱は前週比20%減の603例で、北河内4.36、中河内4.10、堺市3.53、南河内3.44、大阪市北部2.86であった。
　感染性胃腸炎は3%増の550例で、三島4.06、南河内3.63、堺市3.58である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は12%減の463例で、北河内3.88、大阪市南部3.44、大阪市西部2.90であった。
　流行性角結膜炎は26%増の39例で、南河内・大阪市南部1.25、北河内・中河内・大阪市西部1.00である。
　手足口病は27%減の74例で、中河内0.65、三島・南河内0.56であった。
　
　インフルエンザは16%増の2,535例で、定点あたり報告数は8.28である。泉州18.68、堺市11.34、大阪市北部9.60、中河内7.71、大阪市西部7.60であった。大阪府内で検出されたインフルエンザウイルスは、AH3、AH1pdmである。

　新型コロナウイルス感染症は28％減の849例で、定点あたり報告数は2.77であった。泉州4.12、堺市3.52、大阪市南部3.22、大阪市北部3.10、南河内3.08である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第41週(令和5年10月9日から令和5年10月15日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	242	138	228	239	182	329	635	192	114	77	159	2535
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	62	53	116	66	74	102	140	62	35	52	87	849
小児科	RSウイルス感染症	0	0	8	1	1	1	3	7	0	1	0	22
	咽頭結膜熱	57	43	109	82	55	67	57	40	24	29	40	603
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	33	28	97	48	39	51	26	15	29	35	62	463
	感染性胃腸炎	45	65	71	66	58	68	59	32	16	10	60	550
	水痘	1	7	5	4	0	0	4	1	0	0	1	23
	手足口病	4	9	9	13	9	7	5	3	5	5	5	74
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	2
	突発性発しん	5	1	6	8	0	5	6	3	0	1	1	36
	ヘルパンギーナ	1	5	11	6	1	2	9	3	2	2	4	46
	流行性耳下腺炎	0	1	1	1	0	1	0	0	2	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	3	0	6	5	5	2	5	2	2	4	5	39
合計		149	159	323	234	169	204	174	107	80	87	178	1864
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	1				2
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0