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2023年 第34週(令和5年8月21日から令和5年8月27日):大阪府

更新日:2023年8月31日

今週の報告定点数
小児科定点(195)  インフルエンザ定点(302)  新型コロナウイルス感染症定点(302)
眼科定点(52)  基幹定点(17)

今週のトピックス

「新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの動向に注意」

 第34週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,703例であり、前週比24.8%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎、ヘルパンギーナの順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.69、2.47、1.66、0.73、0.64である。
 感染性胃腸炎は前週比42%増の525例で、三島3.94、中河内3.21、大阪市南部3.00、北河内2.92、南河内2.81であった。
 咽頭結膜熱は14%増の482例で、大阪市南部4.22、大阪市西部3.30、堺市・大阪市東部3.00である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は37%増の323例で、北河内3.36、堺市2.37、南河内2.06であった。
 流行性角結膜炎は65%増の38例で、大阪市北部1.40、中河内1.20、南河内1.00である。
 ヘルパンギーナは17%増の125例で、中河内1.53、大阪市北部1.21、北河内0.84であった。
 インフルエンザは41%増の466例で、定点あたり報告数は1.54である。大阪市西部2.20、北河内2.02、大阪市北部1.75、南河内1.71、中河内1.63であった。
 前週から流行開始の目安の1を超えており、今後の動向に注意が必要である。
 新型コロナウイルス感染症は5%増の3,744例で定点あたり報告数は12.40であった。堺市16.25、大阪市南部13.44、南河内13.13、泉州13.12、北河内13.1である。
 2週連続して、徐々に増加している。年齢別では、第1位は10-19歳で13%を占めている。60歳以上の割合は23%であった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2023年 第34週(令和5年8月21日から令和5年8月27日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 43 40 83 49 41 39 44 35 33 27 32 466
新型コロナウイルス感染症 433 317 537 233 315 455 446 242 152 251 363 3744
小児科 RSウイルス感染症 3 2 18 11 14 10 8 13 4 4 3 90
咽頭結膜熱 40 12 43 53 40 57 62 24 33 42 76 482
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
16 10 84 21 33 45 37 12 15 17 33 323
感染性胃腸炎 61 63 73 61 45 53 49 35 19 12 54 525
水痘 2 1 1 3 0 2 0 1 0 0 0 10
手足口病 8 4 6 12 6 6 4 3 2 1 1 53
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
突発性発しん 8 1 8 8 7 2 5 2 1 3 3 48
ヘルパンギーナ 8 8 21 29 7 12 9 17 7 2 5 125
流行性耳下腺炎 0 0 1 2 1 1 0 1 2 0 0 8
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
流行性角結膜炎 4 0 4 6 4 3 4 7 0 4 2 38
合計 150 101 259 206 157 191 178 116 83 85 177 1703
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

大阪府内推移グラフ(新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ)

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