2023年　第40週(令和5年10月2日から令和5年10月8日)：大阪府

更新日：2023年10月12日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　やや増加」

　第40週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,119例であり、前週比7.4%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.82、2.71、2.66、0.60、0.51である。
　咽頭結膜熱は前週比10%減の752例で、中河内5.65、三島・南河内5.00、北河内4.96、堺市4.00であった。
　感染性胃腸炎は2%減の534例で、南河内4.44、中河内3.95、三島3.94である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は3%減の524例で、北河内4.12、大阪市西部3.90、泉州3.29であった。
　流行性角結膜炎は16%減の31例で、南河内1.25、中河内1.20、豊能・大阪市西部1.00である。
　手足口病は20%減の101例で、三島0.94、中河内・大阪市西部0.90であった。

　インフルエンザは8%増の2,183例で、定点あたり報告数は7.13である。泉州11.59、大阪市西部11.33、堺市8.79、中河内8.61、大阪市北部7.85であった。

　新型コロナウイルス感染症は45％減の1,179例で定点あたり報告数は3.85である。堺市6.76、泉州4.79、大阪市南部4.11、大阪市西部3.93、北河内・大阪市北部3.85であった。前週と比べて、年齢階層別では各年齢層で減少した。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第40週(令和5年10月2日から令和5年10月8日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	235	135	242	267	163	255	394	157	170	65	100	2183
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	103	61	158	89	101	196	163	77	59	61	111	1179
小児科	RSウイルス感染症	0	1	6	6	6	7	3	7	4	0	0	40
	咽頭結膜熱	69	80	124	113	80	76	64	39	27	33	47	752
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	31	51	103	59	35	41	69	20	39	29	47	524
	感染性胃腸炎	52	63	60	79	71	52	48	26	19	9	55	534
	水痘	1	2	2	2	1	3	2	0	2	0	0	15
	手足口病	6	15	16	18	6	13	6	2	9	6	4	101
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
	突発性発しん	6	0	7	8	4	6	5	4	2	2	2	46
	ヘルパンギーナ	2	5	14	7	2	5	3	4	8	2	11	63
	流行性耳下腺炎	0	2	2	3	1	2	0	1	0	1	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	5	1	4	6	5	4	1	1	2	0	2	31
合計		172	220	338	301	212	209	201	104	112	82	168	2119
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	1	0	0	0	1	0	0	0				2
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0