2023年　第26週(令和5年6月26日から令和5年7月2日)：大阪府

更新日：2023年7月6日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（296）　　新型コロナウイルス感染症定点（296）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「ヘルパンギーナ警報レベル続く」

　第26週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は3,283例であり、前週比8.1%減であった。
　定点あたり報告数の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ7.12、3.70、2.38、1.78、0.84である。
　ヘルパンギーナは前週比6%減の1,382例で、大阪市北部11.43、北河内10.04、中河内7.41、三島7.38、堺市・大阪市南部7.00であった。
　感染性胃腸炎は1%増の718例で、三島5.81、南河内5.13、中河内4.71である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%減の462例で、中河内3.71、大阪市南部3.61、南河内2.88であった。
　RSウイルス感染症は31%減の345例で、大阪市北部3.50、南河内2.81、北河内2.24である。
　咽頭結膜熱は4%減の163例で、大阪市南部1.67、大阪市東部1.20、堺市1.11であった。
　新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は前週比16％増の1,754例で、定点あたり報告数は5.93である。
　堺市7.28、北河内7.00、豊能6.60、南河内6.38、泉州5.44であった。
　5類感染症に変更後、第20週以降7週連続で増加している。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第26週(令和5年6月26日から令和5年7月2日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	12	10	32	8	6	10	24	6	15	27	22	172
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	231	117	287	135	153	211	174	107	81	118	140	1754
小児科	RSウイルス感染症	33	6	56	26	45	30	25	49	18	29	28	345
	咽頭結膜熱	8	7	16	7	16	21	21	13	6	18	30	163
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	27	15	69	63	46	54	33	29	19	42	65	462
	感染性胃腸炎	90	93	83	80	82	44	88	49	27	20	62	718
	水痘	1	0	3	6	3	3	6	0	0	0	1	23
	手足口病	18	5	14	13	6	12	15	11	2	17	8	121
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	1	0	1	0	0	1	3
	突発性発しん	7	2	5	6	10	4	4	2	2	5	1	48
	ヘルパンギーナ	134	118	251	126	110	133	136	160	41	47	126	1382
	流行性耳下腺炎	2	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	0	2	0	1	5	2	0	1	0	1	0	12
合計		320	249	498	328	323	304	329	315	116	179	322	3283
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0