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2023年 第28週(令和5年7月10日から令和5年7月16日):大阪府

更新日:2024年8月15日

今週の報告定点数
小児科定点(194)  インフルエンザ定点(297)  新型コロナウイルス感染症定点(297)
眼科定点(52)  基幹定点(17)

今週のトピックス

「新型コロナウイルス感染症 増加続く」

 第28週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,722例であり、前週比7.3%減であった。
 定点あたり報告数の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.77、3.20、2.18、1.66、1.12である。
 ヘルパンギーナは前週比21%減の925例で、北河内6.68、堺市6.32、南河内5.80、三島5.19、中河内5.17であった。
 感染性胃腸炎は2%減の621例で、三島4.81、豊能4.13、中河内4.11である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2例減の422例で、北河内3.68、中河内3.00、堺市2.79であった。
 RSウイルス感染症は10%減の322例で、南河内3.47、大阪市北部2.93、堺市2.05である。
 咽頭結膜熱は35%増の217例で、大阪市南部2.17、大阪市北部1.71、大阪市西部1.60であった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は前週比30%増の3,036例で、定点あたり報告数は10.22である。堺市11.93、南河内11.91、泉州11.72、大阪市西部11.27、北河内10.98であった。
 第20週以降9週連続で増加が続いている。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2023年 第28週(令和5年7月10日から令和5年7月16日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 19 3 51 11 59 19 22 15 22 13 33 267
新型コロナウイルス感染症 370 222 450 256 274 346 375 185 169 160 229 3036
小児科 RSウイルス感染症 25 11 34 30 52 39 38 41 20 17 15 322
咽頭結膜熱 20 15 12 17 14 21 19 24 16 20 39 217
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
30 10 92 54 30 53 31 23 27 26 46 422
感染性胃腸炎 95 77 84 74 57 58 45 45 30 13 43 621
水痘 0 0 15 5 0 0 1 1 3 1 3 29
手足口病 21 7 10 7 9 8 15 6 2 4 3 92
伝染性紅斑 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3
突発性発しん 5 4 13 4 8 4 4 4 3 1 5 55
ヘルパンギーナ 87 83 167 93 87 120 107 72 37 29 43 925
流行性耳下腺炎 1 0 5 1 1 1 0 1 3 0 0 13
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 8 4 1 0 0 1 5 2 0 2 0 23
合計 292 211 435 285 258 305 266 219 141 113 197 2722
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 1 0 0 1 0 0 0 2
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

大阪府内推移グラフ(新型コロナウイルス感染症・ヘルパンギーナ)

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