2023年　第27週(令和5年7月3日から令和5年7月9日)：大阪府

更新日：2023年7月13日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（296）　　新型コロナウイルス感染症定点（296）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「ヘルパンギーナ 2週連続で減少」

　第27週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,936例であり、前週比10.6%減であった。
　定点あたり報告数の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.01、3.27、2.19、1.84、0.83である。
　ヘルパンギーナは前週比16%減の1,166例で、南河内8.60、北河内8.00、泉州7.38、大阪市北部7.00、堺市6.74であった。
　感染性胃腸炎は12%減の634例で、南河内5.87、中河内4.83、北河内3.84である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は8%減の424例で、大阪市南部3.22、堺市3.11、中河内3.06であった。
　RSウイルス感染症は3%増の356例で、大阪市北部3.57、大阪市西部3.00、堺市2.79である。
　咽頭結膜熱は1%減の161例で、大阪市南部2.06、大阪市東部1.33、南河内1.07であった。
　新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は前週比33％増の2,330例で、定点あたり報告数は7.87である。
　南河内10.17、北河内9.20、堺市9.07、泉州9.00、豊能8.40であった。
　5類感染症に変更後、第20週以降8週連続で増加が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第27週(令和5年7月3日から令和5年7月9日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	12	6	76	13	5	20	29	9	13	23	17	223
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	294	164	377	141	234	263	288	154	94	133	188	2330
小児科	RSウイルス感染症	41	6	42	22	38	53	33	50	30	21	20	356
	咽頭結膜熱	13	4	8	8	16	14	21	14	6	20	37	161
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	21	14	67	55	36	59	23	22	28	41	58	424
	感染性胃腸炎	86	61	96	87	88	37	37	38	12	34	58	634
	水痘	2	0	1	5	9	1	3	6	0	1	2	30
	手足口病	15	4	9	5	6	10	16	10	2	4	4	85
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
	突発性発しん	6	3	9	6	6	0	4	6	5	0	0	45
	ヘルパンギーナ	122	90	200	88	129	128	155	98	23	58	75	1166
	流行性耳下腺炎	2	0	8	0	4	0	0	1	3	0	0	18
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	2	0	0	2	0	1	3	3	0	5	0	16
合計		310	182	440	278	332	303	295	249	109	184	254	2936
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0