2023年　第19週(令和5年5月8日から令和5年5月14日)：大阪府

更新日：2023年5月18日

今週の報告定点数
小児科定点（190）　　インフルエンザ定点（287）　　新型コロナウイルス感染症定点（287）
眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加」

　
　第19週の小児科・眼科定点把握感染症報告数の総計は2,208例であり、前週比29.2%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.65、2.79、1.53、0.67、0.36である。
　感染性胃腸炎は前週比43%増の1,073例で、北河内7.38、南河内7.00、堺市6.68、中河内6.28、大阪市北部6.14であった。
　RSウイルス感染症は12%減の531例で、南河内4.31、大阪市北部4.14、泉州4.00である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は90%増の290例で、南河内3.31、大阪市南部2.67、北河内2.17であった。
　咽頭結膜熱は102%増の127例で、南河内1.56、大阪市北部0.93、北河内・大阪市南部0.83である。
　
　新たに定点把握感染症となった、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の報告数は515例で、定点あたり報告数は1.79であった。
　大阪市東部3.33、北河内2.32、大阪市北部2.25、大阪市西部1.80、大阪市南部1.73である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第19週(令和5年5月8日から令和5年5月14日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	9	9	35	13	16	8	10	10	7	9	11	137
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	52	30	88	36	35	39	48	45	27	70	45	515
小児科	RSウイルス感染症	33	26	69	39	69	47	80	58	30	32	48	531
	咽頭結膜熱	3	4	20	13	25	11	8	13	7	8	15	127
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	8	9	52	33	53	27	13	26	4	17	48	290
	感染性胃腸炎	123	91	177	113	112	127	102	86	34	17	91	1073
	水痘	2	0	0	1	0	5	1	0	2	0	0	11
	手足口病	3	1	1	3	7	4	0	5	2	2	0	28
	伝染性紅斑	0	2	1	1	0	0	1	0	0	0	1	6
	突発性発しん	9	3	7	6	3	4	9	9	6	7	5	68
	ヘルパンギーナ	3	3	2	2	4	13	5	3	1	5	12	53
	流行性耳下腺炎	1	2	0	0	2	4	0	0	0	0	0	9
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
眼科	流行性角結膜炎	4	2	0	1	0	2	1	1	0	0	0	11
合計		189	143	329	212	275	244	220	201	86	88	221	2208
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	1	0	0	0				1