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2022年 第28週(令和4年7月11日から令和4年7月17日):大阪府

更新日:2024年8月5日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(300)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 過去最高の報告数」

 第28週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,453例であり、前週比6.8%増であった。
 定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、手足口病、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.49、4.26、0.48、0.38、0.33である。
 RSウイルス感染症は前週比50%増の1,272例で、大阪市北部16.14、大阪市西部10.60、豊能6.65、北河内6.52、泉州6.45であり、統計を開始して以降最も多かった2021年のピーク(第21週)の報告数を上回った。
 感染性胃腸炎は18%減の834例で、南河内9.63、中河内6.75、三島5.71である。
 手足口病は10%減の95例で、大阪市北部1.00、三島0.76、堺市0.74であった。
 咽頭結膜熱は28%減の74例で、泉州0.75、三島0.41、大阪市西部0.40である。
 インフルエンザは341%増の75例で、10歳から29歳までで全体の53%を占めていた。定点あたり報告数は0.25で、中河内0.71、泉州0.45、大阪市南部0.33である。 
 来週以降の動向を注視する必要がある。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2022年 第28週(令和4年7月11日から令和4年7月17日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 3 3 6 22 3 4 15 3 1 6 9 75
小児科 RSウイルス感染症 153 105 163 103 88 60 129 226 106 75 64 1272
咽頭結膜熱 9 7 6 6 6 6 15 5 4 4 6 74
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
2 2 5 19 2 4 10 2 2 2 6 56
感染性胃腸炎 99 97 99 135 154 86 79 29 18 11 27 834
水痘 1 1 2 1 1 0 2 2 1 1 0 12
手足口病 9 13 1 6 6 14 4 14 6 9 13 95
伝染性紅斑 0 0 0 1 0 0 1 1 1 0 0 4
突発性発しん 5 8 11 8 13 1 8 4 4 1 2 65
ヘルパンギーナ 0 3 3 7 1 1 3 2 2 0 0 22
流行性耳下腺炎 0 0 4 1 1 1 2 0 1 0 0 10
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 0 3 1 1 0 1 2 0 0 0 1 9
合計 278 239 295 288 272 174 255 285 145 103 119 2453
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 1 0 0 0 0 0 1
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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