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2022年 第27週(令和4年7月4日から令和4年7月10日):大阪府

更新日:2024年8月5日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(300)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 増加継続」

 第27週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,297例であり、前週比21.6%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱の順で、定点当たり報告数はそれぞれ5.22、4.33、0.54、0.53、0.53である。
 感染性胃腸炎は前週より2例増加の1,023例で、南河内9.94、中河内7.85、三島6.29、泉州5.35、北河内5.04であった。
 RSウイルス感染症は62%増の848例で、大阪市北部9.14、大阪市西部7.00、豊能5.78である。
 手足口病は80%増の106例で、大阪市北部1.21、大阪市南部1.17、大阪市東部1.00であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は82%増の104例で、中河内1.35、大阪市西部1.20、北河内0.64である。
 咽頭結膜熱は16%減の103例で、大阪市南部1.28、泉州0.65、大阪市北部0.64であった。
 RSウイルス感染症は全ブロックでの増加が続いており、今後の動向には注意が必要である。
 今週、インフルエンザが府内で17例報告があった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2022年 第27週(令和4年7月4日から令和4年7月10日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 1 5 4 0 1 2 0 0 1 3 17
小児科 RSウイルス感染症 133 51 76 84 86 47 63 128 70 51 59 848
咽頭結膜熱 9 5 14 5 6 12 13 9 4 3 23 103
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
11 3 16 27 2 6 11 4 12 3 9 104
感染性胃腸炎 100 107 126 157 159 85 107 61 26 25 70 1023
水痘 0 0 4 0 4 0 0 1 1 0 0 10
手足口病 2 2 6 9 7 6 13 17 9 14 21 106
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
突発性発しん 8 1 6 14 10 1 10 1 5 1 3 60
ヘルパンギーナ 0 4 2 2 0 2 0 8 3 0 0 21
流行性耳下腺炎 0 1 0 0 0 0 2 1 1 0 1 6
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 1 7 0 2 0 1 3 0 0 1 0 15
合計 264 181 250 300 274 160 222 231 131 98 186 2297
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 1 0 0 1
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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