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2022年 第26週(令和4年6月27日から令和4年7月3日):大阪府

更新日:2024年8月5日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(299)  眼科定点(51)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 急増」

 第26週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,889例であり、前週比11.3%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.21、2.67、0.63、0.30、0.29である。
 感染性胃腸炎は前週比7%減の1,021例で、南河内9.69、三島6.88、中河内6.85、大阪市南部6.00、北河内5.72であった。
 RSウイルス感染症は98%増の524例で、大阪市北部8.86、南河内4.31、豊能3.52である。
 咽頭結膜熱は11%減の123例で、大阪市南部1.72、大阪市北部0.93、南河内0.75であった。
 手足口病は136%増の59例で、泉州0.55、堺市0.53、大阪市西部0.40である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は25%減の57例で、中河内0.80、大阪市南部0.56、大阪市北部0.43であった。
 RSウイルス感染症は全ブロックで増加しており、今後の動向に注意が必要である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2022年 第26週(令和4年6月27日から令和4年7月3日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
小児科 RSウイルス感染症 81 13 55 52 69 17 42 124 20 30 21 524
咽頭結膜熱 5 11 16 8 12 8 11 13 1 7 31 123
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
3 3 9 16 1 5 2 6 1 1 10 57
感染性胃腸炎 88 117 143 137 155 71 95 64 17 26 108 1021
水痘 1 0 0 1 0 3 1 7 0 1 2 16
手足口病 8 5 4 0 2 10 11 5 4 3 7 59
伝染性紅斑 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
突発性発しん 6 6 8 6 8 2 3 7 0 1 6 53
ヘルパンギーナ 0 1 1 1 0 4 1 1 1 1 0 11
流行性耳下腺炎 0 1 4 0 1 1 0 1 0 0 1 9
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2
流行性角結膜炎 0 1 0 4 0 1 1 4 0 1 1 13
合計 192 158 240 225 249 122 168 232 45 71 187 1889
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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