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2022年 第23週(令和4年6月6日から令和4年6月12日):大阪府

更新日:2024年8月5日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(299)  眼科定点(51)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「感染性胃腸炎 増加つづく」

 第23週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,644例であり、前週比12.8%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.14、0.76、0.49、0.36、0.32である。
 感染性胃腸炎は前週比17%増の1,203例で、南河内11.50、中河内7.10、北河内6.64、大阪市北部6.43、三島6.29であった。
 咽頭結膜熱は41%増の149例で、大阪市南部1.17、三島・南河内0.94である。
 RSウイルス感染症は17%増の97例で、大阪市西部1.20、大阪市北部1.14、豊能0.74であった。RSウイルス感染症は5週連続で増加している。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は29%減の70例で、中河内0.90、泉州0.70、堺市0.58であった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2022年 第23週(令和4年6月6日から令和4年6月12日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
小児科 RSウイルス感染症 17 2 11 11 4 1 9 16 12 9 5 97
咽頭結膜熱 14 16 16 17 15 10 18 8 2 12 21 149
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
0 6 7 18 4 11 14 4 1 2 3 70
感染性胃腸炎 141 107 166 142 184 90 103 90 26 46 108 1203
水痘 1 1 3 1 4 1 0 2 1 1 0 15
手足口病 2 1 2 0 1 0 2 0 3 0 2 13
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
突発性発しん 6 3 8 12 4 4 8 6 5 1 6 63
ヘルパンギーナ 1 2 1 0 3 0 0 1 2 0 1 11
流行性耳下腺炎 1 3 1 1 2 0 1 1 0 1 0 11
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 0 1 0 2 0 1 1 1 1 1 3 11
合計 183 142 215 204 221 118 156 129 54 73 149 1644
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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