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2022年 第20週(令和4年5月16日から令和4年5月22日):大阪府

更新日:2024年8月2日

今週の報告定点数
小児科定点(197)  インフルエンザ定点(300)  眼科定点(51)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「感染性胃腸炎 増加つづく」

 第20週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,201例であり、前週比15.0%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しん、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.50、0.40、0.37、0.36、0.25である。
 感染性胃腸炎は前週比16%増の886例で、南河内7.31、大阪市北部6.79、北河内5.77、三島4.65、中河内4.45であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は24%増の78例で、中河内1.15、北河内0.65、大阪市東部0.43である。
 咽頭結膜熱は7%増の73例で、北河内0.77、大阪市北部0.71、堺市0.47であった。
 RSウイルス感染症は44%増の49例で、豊能0.74、大阪市北部0.57、南河内0.44であった。
 RSウイルス感染症について今後の動向に注意が必要である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2022年 第20週(令和4年5月16日から令和4年5月22日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小児科 RSウイルス感染症 17 0 0 5 7 0 2 8 4 2 4 49
咽頭結膜熱 3 3 20 6 2 9 6 10 4 2 8 73
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
1 4 17 23 3 5 6 4 2 6 7 78
感染性胃腸炎 86 79 150 89 117 66 87 95 31 14 72 886
水痘 3 0 3 0 1 5 0 1 0 0 0 13
手足口病 1 0 0 1 1 1 0 2 0 0 3 9
伝染性紅斑 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
突発性発しん 6 3 15 9 7 3 12 5 2 4 5 71
ヘルパンギーナ 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 3
流行性耳下腺炎 0 1 0 1 3 0 0 1 0 0 2 8
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
流行性角結膜炎 1 2 1 2 0 0 0 1 0 2 0 9
合計 118 94 207 136 141 90 114 127 43 30 101 1201
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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