2022年　第19週(令和4年5月9日から令和4年5月15日)：大阪府

更新日：2024年8月2日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（51）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「感染性胃腸炎　増加」

　第19週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,044例であり、前週比37.4%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、咽頭結膜熱、Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.86、0.36、0.35、0.32、0.17である。
　感染性胃腸炎は前週比40％増の761例で、南河内6.06、中河内5.70、大阪市北部5.43、泉州4.45、大阪市南部3.67であった。
　咽頭結膜熱は84%増の68例で、北河内0.73、泉州0.55、大阪市西部0.50である。
　Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎は58%増の63例で、北河内0.81、中河内0.70、堺市0.58であった。　
　RSウイルス感染症は前週比17％増の34例で、大阪市西部0.40、大阪市北部0.36、大阪市南部0.28である。
　第4週以来、小児科・眼科定点疾患の報告数の総計が1,000例以上となった。

2022年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

その他、感染症発生動向調査に関する各種情報はこちらへ

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2022年　第19週(令和4年5月9日から令和4年5月15日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	5	0	0	4	2	3	4	5	4	2	5	34
	咽頭結膜熱	2	1	19	4	4	8	11	6	5	1	7	68
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	3	21	14	2	11	6	4	1	0	0	63
	感染性胃腸炎	70	51	95	114	97	61	89	76	30	12	66	761
	水痘	2	2	7	0	2	2	0	1	0	0	0	16
	手足口病	2	0	1	0	2	0	2	2	0	1	0	10
	伝染性紅斑	0	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0	2
	突発性発しん	11	3	13	11	7	3	5	7	3	3	5	71
	ヘルパンギーナ	0	3	0	0	0	1	0	1	0	0	0	5
	流行性耳下腺炎	0	1	0	1	1	1	1	1	0	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	1	0	4	1	0	0	1	0	0	0	0	7
合計		94	65	160	150	117	90	120	103	43	19	83	1044
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0