2021年　第43週(令和3年10月25日から令和3年10月31日)：大阪府

更新日：2022年7月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病／ヘルパンギーナ　引き続き注意を」

　第43週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,754例であり、前週比12.3%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は手足口病で、以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.51、3.00、1.24、0.49、0.30である。
　手足口病は前週比5%増の691例で、北河内6.46、中河内5.05、大阪市北部4.64、南河内3.63、大阪市東部3.20であり、北河内ブロック、中河内ブロックで警報レベル基準値5を超えている。
　感染性胃腸炎は28%増の591例で、大阪市南部4.61、南河内4.56、三島3.94であった。
　ヘルパンギーナは4%増の245例で、大阪市北部1.79、北河内1.73、中河内1.60である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は45%増の96例で、中河内1.20、泉州0.80、南河内0.75であった。　

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第43週(令和3年10月25日から令和3年10月31日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	0	3
小児科	RSウイルス感染症	0	1	4	3	0	0	1	4	5	2	1	21
	咽頭結膜熱	0	0	8	3	2	1	7	0	0	1	0	22
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	5	9	24	12	6	16	6	3	0	12	96
	感染性胃腸炎	45	63	94	64	73	48	48	29	21	23	83	591
	水痘	5	0	2	1	2	2	3	0	1	0	2	18
	手足口病	46	41	168	101	58	48	56	65	20	48	40	691
	伝染性紅斑	0	0	0	0	2	0	0	1	0	0	0	3
	突発性発しん	11	5	9	5	4	6	7	6	0	3	4	60
	ヘルパンギーナ	16	8	45	32	23	17	29	25	6	19	25	245
	流行性耳下腺炎	0	0	0	1	0	0	0	1	0	1	0	3
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	2	0	0	0	0	0	0	2	0	4
合計		126	123	341	234	176	128	167	137	56	99	167	1754
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0