2021年　第41週(令和3年10月11日から令和3年10月17日)：大阪府

更新日：2022年7月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病／ヘルパンギーナ　さらに増加」

　第41週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,631例であり、前週比16.7%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.21、2.66、1.07、0.53、0.30である。
　手足口病は前週比33%増の632例で、北河内7.96、大阪市北部7.57、南河内4.06、大阪市東部3.47、中河内2.80であり、北河内ブロック、大阪市北部ブロックで警報レベル基準値5を超えている。
　感染性胃腸炎は3%増の524例で、南河内4.50、中河内3.25、三島2.94であった。
　ヘルパンギーナは43%増の210例で、大阪市北部4.50、中河内2.05、北河内1.08である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4%減の104例で、泉州1.55、中河内1.35、大阪市南部0.94であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第41週(令和3年10月11日から令和3年10月17日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1
小児科	RSウイルス感染症	0	8	4	6	6	0	1	6	1	4	3	39
	咽頭結膜熱	0	0	2	2	1	1	5	2	0	1	3	17
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	7	3	27	3	3	31	7	5	0	17	104
	感染性胃腸炎	60	47	63	65	72	53	54	37	18	6	49	524
	水痘	2	1	4	0	0	0	10	2	1	0	1	21
	手足口病	20	20	207	56	65	52	17	106	18	52	19	632
	伝染性紅斑	2	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	3
	突発性発しん	7	2	10	6	4	2	4	8	5	2	10	60
	ヘルパンギーナ	12	4	28	41	15	20	7	63	4	10	6	210
	流行性耳下腺炎	3	1	5	1	0	1	0	1	0	0	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	0	0	2	0	0	0	2	1	1	2	0	8
合計		107	90	329	204	166	132	131	234	53	77	108	1631
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0