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2021年 第34週(令和3年8月23日から令和3年8月29日):大阪府

更新日:2024年7月26日

今週の報告定点数
小児科定点(198)  インフルエンザ定点(299)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 再び増加」

 第34週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,040例であり、前週比17.5%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、突発性発しん、流行性角結膜炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.42、1.57、0.32、0.31、0.30である。
 感染性胃腸炎は前週比11%増の480例で、北河内・中河内3.15、南河内3.06、大阪市南部2.89、三島2.65であった。
 RSウイルス感染症は前週比27%増の311例で、大阪市北部3.64、北河内2.65、南河内2.50である。
 流行性角結膜炎は前週の3例から4倍増の16例で、泉州0.83、中河内0.60、南河内0.50であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比28%増の60例で、中河内0.60、大阪市北部0.50、南河内0.44である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2021年 第34週(令和3年8月23日から令和3年8月29日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小児科 RSウイルス感染症 20 19 69 23 40 21 15 51 8 18 27 311
  咽頭結膜熱 6 2 6 3 2 1 5 2 3 4 1 35
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
1 1 9 12 7 6 5 7 2 3 7 60
  感染性胃腸炎 36 45 82 63 49 40 36 34 17 26 52 480
  水痘 2 1 4 0 1 0 0 2 0 2 0 12
  手足口病 3 4 2 6 1 2 1 11 2 2 0 34
  伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  突発性発しん 7 3 11 9 4 5 7 5 2 2 9 64
  ヘルパンギーナ 0 2 3 2 0 1 4 7 2 3 0 24
  流行性耳下腺炎 0 0 0 0 1 0 1 0 1 1 0 4
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 1 1 2 3 2 2 5 0 0 0 0 16
合計 76 78 188 121 107 78 79 119 37 61 96 1040
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 1 0 0 0 0 0 1 2
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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