2021年　第28週(令和3年7月12日から令和3年7月18日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　再増加」

　第28週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,681例であり、前週比13.7%増であった。
　定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.95、2.92、0.48、0.45、0.34である。
　RSウイルス感染症は前週比32%増の779例で、南河内11.00、北河内5.62、大阪市西部4.00、中河内3.75、泉州3.21であった。
　感染性胃腸炎は1%減の575例で、北河内4.27、中河内4.05、南河内3.69である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は9%増の95例で、大阪市南部0.83、北河内0.77、南河内0.75であった。
　咽頭結膜熱は33%増の88例で、泉州0.95、南河内0.88、大阪市西部0.80である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第28週(令和3年7月12日から令和3年7月18日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	57	52	146	75	176	60	61	40	40	20	52	779
	咽頭結膜熱	11	4	8	8	14	3	18	5	8	5	4	88
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	4	20	14	12	9	7	5	2	4	15	95
	感染性胃腸炎	45	47	111	81	59	50	44	31	23	24	60	575
	水痘	2	3	3	1	2	1	4	0	0	0	2	18
	手足口病	1	0	1	0	0	0	0	2	1	0	1	6
	伝染性紅斑	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
	突発性発しん	6	2	13	10	6	2	10	7	2	3	6	67
	ヘルパンギーナ	0	2	3	0	2	1	9	1	2	3	1	24
	流行性耳下腺炎	4	2	2	2	4	1	1	0	2	0	1	19
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	0	3	3	0	0	1	0	0	1	0	9
合計		130	116	310	195	275	127	155	91	80	60	142	1681
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0