2021年　第26週(令和3年6月28日から令和3年7月4日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（297）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「感染性胃腸炎　増加」

　第26週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,469例であり、前週比4.7％減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.10、2.78、0.44、0.43、0.36である。
　感染性胃腸炎は前週比17％増の608例で、中河内4.90、南河内4.69、大阪市南部4.44、泉州3.89、三島3.06であった。
　RSウイルス感染症は17%減の544例で、大阪市西部5.10、南河内4.06、泉州3.58である。
　咽頭結膜熱は1％減の86例で、大阪市北部0.86、中河内0.85、大阪市西部0.60であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は32％減の84例で、大阪市南部1.00、中河内0.70、南河内0.63である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第26週(令和3年6月28日から令和3年7月4日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	5	0	0	0	0	5
小児科	RSウイルス感染症	60	31	92	36	65	44	68	32	51	18	47	544
	咽頭結膜熱	9	6	5	17	9	4	10	12	6	1	7	86
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	4	12	14	10	8	6	3	5	2	18	84
	感染性胃腸炎	39	52	73	98	75	48	74	38	13	18	80	608
	水痘	3	1	5	1	2	0	1	3	0	0	1	17
	手足口病	1	0	3	3	2	0	0	1	0	0	2	12
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	6	4	17	11	11	0	9	1	2	3	7	71
	ヘルパンギーナ	2	3	5	1	1	0	3	2	4	0	2	23
	流行性耳下腺炎	2	0	3	1	5	1	1	0	3	0	0	16
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	0	0	1	0	0	2	1	1	1	1	8
合計		125	101	215	183	180	105	174	93	85	43	165	1469
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	1				1