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2021年 第2週(令和3年1月11日から令和3年1月17日):大阪府

更新日:2024年7月19日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(298)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 増加」

 第2週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は703例であり、前週比13.0%増であった。前年同週比では65.6%減(2020年 第2週2,043例)であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、RSウイルス感染症、水痘の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.34、0.45、0.31、0.17、0.14である。
 感染性胃腸炎は前週比21%増の458例で、北河内・南河内3.50、大阪市南部2.94、中河内2.55、大阪市西部2.50であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は19%増の89例で、泉州0.70、中河内・三島0.65である。
 RSウイルス感染症は200%増の33例で、大阪市北部1.14、中河内0.35、大阪市東部0.27であった。
 水痘は36%減の27例で、堺市0.32、大阪市北部0.29、北河内0.23である。

 インフルエンザは33%減の6例で、定点あたり報告数は0.02であり、昨年同週比99.9%減(2020年 第2週 5,685例)と少ない状況である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2021年 第2週(令和3年1月11日から令和3年1月17日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 1 0 2 1 0 0 2 0 0 6
小児科 RSウイルス感染症 1 0 0 7 0 0 2 16 0 4 3 33
  咽頭結膜熱 4 0 7 1 4 0 4 0 1 0 0 21
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
1 11 16 13 7 6 14 7 4 3 7 89
  感染性胃腸炎 37 35 91 51 56 17 45 33 25 18 50 458
  水痘 1 3 6 1 0 6 3 4 1 2 0 27
  手足口病 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
  伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 3
  突発性発しん 5 6 7 10 6 2 10 5 3 1 5 60
  ヘルパンギーナ 0 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 3
  流行性耳下腺炎 0 1 1 0 1 0 1 0 1 0 0 5
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2
合計 50 57 128 83 75 33 81 65 35 30 66 703
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 1 0 0 0 1
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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