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2021年 第1週(令和3年1月4日から令和3年1月10日):大阪府

更新日:2024年7月19日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(298)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「インフルエンザ 昨年同時期に比べ激減」

 2020年第53週と2021年第1週をあわせて報告する。第53週は年末年始休暇による診療実日数の減少を考慮する必要がある。
 第53週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は330例であり、前週比60.1%減であった。 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.09、0.22、0.12、0.12、0.07であった。
 2021年第1週の報告数の総計は622例であり、前週比88.5%増であった。前年同週比では69.6%減(2020年第1週2,043例)であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり 報告数はそれぞれ1.93、0.38、0.28、0.21、0.21であった。
 インフルエンザは2020年第53週が60%減の4例、定点あたり報告数は0.01であった。2021年第1週は125%増の9例で、定点あたり報告数は0.03であり、昨年同週比99.8%減(2020年第1週、5,685例)と少ない状況である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2021年 第1週(令和3年1月4日から令和3年1月10日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 3 0 0 0 1 5 0 0 9
小児科 RSウイルス感染症 0 0 2 2 1 0 0 4 2 0 0 11
  咽頭結膜熱 2 4 5 4 6 1 8 1 6 1 3 41
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
2 5 18 8 10 5 14 1 2 1 9 75
  感染性胃腸炎 22 38 66 64 48 21 47 32 12 5 23 378
  水痘 4 2 5 6 3 2 10 6 0 3 1 42
  手足口病 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  伝染性紅斑 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2
  突発性発しん 4 4 8 9 6 6 7 4 2 2 3 55
  ヘルパンギーナ 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 1 6
  流行性耳下腺炎 0 1 1 1 2 1 0 1 0 0 0 7
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 0 0 1 1 0 0 1 0 0 1 1 5
合計 35 54 106 95 76 36 93 49 24 13 41 622
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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