2020年　第53週(令和2年12月28日から令和3年1月3日)：大阪府

更新日：2024年7月16日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　昨年同時期に比べ激減」

　2020年第53週と2021年第1週をあわせて報告する。第53週は年末年始休暇による診療実日数の減少を考慮する必要がある。
　第53週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は330例であり、前週比60.1%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.09、0.22、0.12、0.12、0.07であった。
　2021年第1週の報告数の総計は622例であり、前週比88.5%増であった。前年同週比では69.6％減（2020年第1週2,043例）であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.93、0.38、0.28、0.21、0.21であった。
　インフルエンザは2020年第53週が60％減の4例、定点あたり報告数は0.01であった。2021年第1週は125％増の9例で、定点あたり報告数は0.03であり、昨年同週比99.8%減（2020年第1週、5,685例）と少ない状況である。

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感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第53週(令和2年12月28日から令和3年1月3日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	2	0	2	0	0	4
小児科	RSウイルス感染症	0	0	1	0	0	0	0	2	0	0	0	3
	咽頭結膜熱	0	0	3	2	1	0	3	1	2	1	0	13
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	0	2	5	4	3	2	8	6	6	4	3	43
	感染性胃腸炎	6	13	31	14	22	12	33	15	39	9	19	213
	水痘	2	1	5	0	1	1	4	4	2	3	0	23
	手足口病	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	0	0	6	4	3	0	5	2	0	1	3	24
	ヘルパンギーナ	0	2	2	0	0	0	0	0	2	0	0	6
	流行性耳下腺炎	0	0	1	2	0	0	0	2	0	0	0	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
合計		8	18	54	26	30	15	53	32	51	18	25	330
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	1	0	0				1