2020年　第45週(令和2年11月2日から令和2年11月8日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加」

　第45週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は696例であり、前週比1.3%増であった。昨年同週比60.9％減（2019年第45週1,780例）と少ない状況である。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.86、0.60、0.36、0.31、0.18であった。
　感染性胃腸炎は前週比3%増の364例で、中河内3.15、南河内2.69、北河内2.23、大阪市西部2.20、大阪市南部2.12である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比8%増の118例で、大阪市南部1.29、泉州1.00、中河内0.70であった。
　ヘルパンギーナは増減なしの71例で、大阪市南部0.82、南河内0.75、大阪市西部0.70である。
　咽頭結膜熱は前週比10%減の35例で、泉州0.35、中河内0.30、南河内0.25である。
　インフルエンザは6例増の8例であり、昨年同週比94.2％減（2019年第45週 139例）と少ない状況である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第45週(令和2年11月2日から令和2年11月8日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	1	0	0	0	1	1	1	0	4	0	0	8
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	2
	咽頭結膜熱	1	2	5	6	4	2	7	1	2	1	4	35
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	9	4	18	14	7	5	20	9	3	7	22	118
	感染性胃腸炎	19	29	58	63	43	13	38	25	22	18	36	364
	水痘	0	4	4	3	2	3	6	4	2	2	2	32
	手足口病	0	0	0	0	0	2	3	0	0	0	0	5
	伝染性紅斑	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	2
	突発性発しん	4	7	8	9	5	1	13	6	1	2	4	60
	ヘルパンギーナ	1	6	17	5	12	1	5	2	7	1	14	71
	流行性耳下腺炎	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1	0	2
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	0	0	0	1	0	0	0	3	0	5
合計		35	53	110	101	73	29	93	47	37	35	83	696
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0