2020年　第38週(令和2年9月14日から令和2年9月20日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「咽頭結膜熱減少」

　第38週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は770例であり、前週比7.5%減であった。昨年同週比69.2％減（2019年第38週2,499例）と少ない状況である。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.92、0.58、0.46、0.43、0.24であった。
　感染性胃腸炎は前週比9%減の378例で、中河内3.10、泉州2.85、大阪市南部2.61、南河内2.31、北河内1.85である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%増の115例で、中河内1.50、北河内0.85、大阪市南部0.72であった。
　ヘルパンギーナは2%減の91例で、大阪市南部1.22、堺市0.89、泉州0.80である。
　咽頭結膜熱は26%減の48例で、大阪市南部0.44、泉州0.40、北河内0.35である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第38週(令和2年9月14日から令和2年9月20日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	2
	咽頭結膜熱	2	5	9	5	1	2	8	2	1	5	8	48
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	6	7	22	30	4	4	14	5	5	5	13	115
	感染性胃腸炎	21	31	48	62	37	27	57	18	17	13	47	378
	水痘	0	2	3	2	5	0	1	0	1	2	0	16
	手足口病	0	1	3	2	2	1	2	3	1	1	0	16
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	2	0	0	0	0	2
	突発性発しん	9	3	11	15	15	2	8	10	2	4	6	85
	ヘルパンギーナ	4	10	2	4	9	17	16	6	1	0	22	91
	流行性耳下腺炎	0	3	2	1	1	0	2	0	2	2	0	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	2	0	0	0	1	0	0	0	1	0	4
合計		42	64	101	121	74	54	110	44	31	33	96	770
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0