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2020年 第34週(令和2年8月17日から令和2年8月23日):大阪府

更新日:2024年7月12日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(300)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、増加」

 第34週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は697例であり、前週比76.9%増〔18.9%増〕であった。
 昨年同時期と比べて63.8%減(2019年第34週1,928例)と少ない状況である。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ1.87、0.47、0.39、0.29、0.23であった。
 感染性胃腸炎は前週比121.0%増〔20.7%増〕の367例で、中河内3.10、泉州2.70、南河内2.63、大阪市南部1.94、三島1.82である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比45.2%増〔10%増〕の77例で、中河内0.95、北河内0.65、泉州0.45、南河内0.44であった。
 咽頭結膜熱は前週比29.5%増〔111.1%増〕の57例で、中河内0.80、三島0.53、北河内0.35であった。
 ヘルパンギーナは前週比55.2%増〔2.3%増〕の45例で、泉州1.10、大阪市北部0.29、大阪市南部0.22である。
 突発性発しんは昨年同時期と比べて4%減の92例(2019年第34週96例)と報告数は変わらない。

※ 第34週の各科定点疾患の報告数には連休による診療日数減の影響がみられたため、〔カッコ内〕に第32週比の値を併記した。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2020年 第34週(令和2年8月17日から令和2年8月23日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小児科 RSウイルス感染症 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
  咽頭結膜熱 4 9 9 16 4 1 3 2 0 5 4 57
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
5 5 17 19 7 2 9 6 1 1 5 77
  感染性胃腸炎 25 31 41 62 42 24 54 20 13 20 35 367
  水痘 1 0 4 5 1 0 2 0 1 0 0 14
  手足口病 1 0 6 2 3 1 2 0 0 1 2 18
  伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  突発性発しん 12 5 17 15 6 4 6 9 5 8 5 92
  ヘルパンギーナ 3 3 2 0 2 3 22 4 2 0 4 45
  流行性耳下腺炎 0 1 2 2 3 0 2 3 1 2 1 17
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 1 1 1 1 0 0 1 1 0 2 1 9
合計 52 55 100 122 68 35 101 45 23 39 57 697
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 1 0 0 0 0 0 0 1
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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