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2020年 第32週(令和2年8月3日から令和2年8月9日):大阪府

更新日:2024年7月12日

今週の報告定点数
小児科定点(196)  インフルエンザ定点(300)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱減少、ヘルパンギーナは増加」

 第32週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は586例であり、前週比23.3%減であった。昨年同時期と比べて74.6%減(2019年 第32週 2,306例)と少ない状況である。
 報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 1.55、0.42、0.36、0.22、0.14であった。
 感染性胃腸炎は前週比22%減の304例で、大阪市西部2.90、大阪市南部2.11、泉州1.85、南河内1.81、豊能1.73である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は32%減の70例で、大阪市南部0.61、泉州0.55、中河内0.50であった。
 ヘルパンギーナは10%増の44例で、泉州0.80、三島0.59、大阪市西部0.50である。
 咽頭結膜熱は49%減の27例で、泉州0.40、中河内0.25、大阪市南部0.22であった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2020年 第32週(令和2年8月3日から令和2年8月9日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小児科 RSウイルス感染症 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
  咽頭結膜熱 0 1 5 5 2 1 8 1 0 0 4 27
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
5 5 10 10 3 8 11 6 0 1 11 70
  感染性胃腸炎 38 22 30 33 29 21 37 20 29 7 38 304
  水痘 4 1 3 1 6 2 3 1 0 1 0 22
  手足口病 0 0 6 1 3 0 1 1 4 0 2 18
  伝染性紅斑 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 3
  突発性発しん 9 3 11 11 11 4 16 4 4 3 6 82
  ヘルパンギーナ 1 10 0 0 2 3 16 5 5 2 0 44
  流行性耳下腺炎 0 0 2 0 1 0 2 1 2 1 1 10
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 1 0 0 1 0 2 0 0 1 0 0 5
合計 59 42 67 62 58 41 94 39 45 16 63 586
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 1 0 0 0 1
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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