2020年　第20週(令和2年5月11日から令和2年5月17日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第20週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は399例であり、前週比44.6%増であった(2019年第20週　2,993例、前年比86.7％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ0.96、0.36、0.36、0.09、0.07であった。
　感染性胃腸炎は前週比54%増の189例で、南河内1.63、中河内1.55、大阪市南部1.22、三島1.12、北河内1.11である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比17%増の70例で、大阪市西部0.56、中河内0.55、南河内0.50であった。
　水痘は前週比20%増の18例で、南河内・中河内0.25、北河内0.15であった。
　手足口病は前週比250%増の14例で、南河内・北河内0.19、三島0.12である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第20週(令和2年5月11日から令和2年5月17日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	1	0	0	0	0	1	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	1	0	0	0	0	2	0	0	3
	咽頭結膜熱	0	0	4	1	0	0	5	1	0	0	1	12
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	4	4	11	11	8	4	8	6	5	4	5	70
	感染性胃腸炎	17	19	30	31	26	8	17	7	6	6	22	189
	水痘	1	1	4	5	4	1	0	2	0	0	0	18
	手足口病	0	2	5	1	3	0	1	1	0	0	1	14
	伝染性紅斑	0	0	3	0	0	0	0	1	0	1	0	5
	突発性発しん	8	4	8	10	11	4	8	6	2	3	6	70
	ヘルパンギーナ	1	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	4
	流行性耳下腺炎	0	1	2	0	2	1	2	2	1	0	0	11
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	0	0	1	0	0	0	0	1	0	0	3
合計		32	34	67	61	54	18	41	26	17	14	35	399
基幹定点	細菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	1				2
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	2	1	0	0	0	1	0	0				4
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0