2020年　第17週(令和2年4月20日から令和2年4月26日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第17週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は430例であり、前週比19.3%減であった(2019年第17週　3,382例、前年比87.3％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、流行性角結膜炎、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.14、0.42、0.29、0.13、0.08であった。
　感染性胃腸炎は前週比8%減の224例で、南河内1.81、中河内1.75、大阪市南部1.72、三島1.41、泉州1.40である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比23%減の83例で、泉州1.15、中河内0.70、大阪市南部0.67であった。
　流行性角結膜炎は前週比17%増の7例で、大阪市東部・三島0.50、北河内0.33である。
　咽頭結膜熱は前週比35%減の15例で、泉州0.20、豊能0.14、南河内0.13であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第17週(令和2年4月20日から令和2年4月26日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	1	1	3	0	0	2	1	1	0	0	9
	咽頭結膜熱	3	0	1	1	2	1	4	0	1	0	2	15
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	5	11	14	7	1	23	6	1	1	12	83
	感染性胃腸炎	13	24	21	35	29	15	28	7	6	15	31	224
	水痘	2	2	1	2	1	0	0	0	0	1	1	10
	手足口病	0	1	0	1	0	1	1	2	0	0	2	8
	伝染性紅斑	1	0	0	1	1	1	0	2	0	1	0	7
	突発性発しん	7	2	7	11	10	2	5	4	5	0	3	56
	ヘルパンギーナ	0	0	1	0	0	1	1	1	0	0	0	4
	流行性耳下腺炎	0	1	1	0	0	0	2	0	0	1	2	7
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	2	2	0	0	0	0	0	0	3	0	7
合計		28	38	46	68	50	22	66	23	14	22	53	430
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0