2020年　第16週(令和2年4月13日から令和2年4月19日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第16週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は533例であり、前週比14.7%減であった(2019年第16週　3,166例、前年比83.2％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、RSウイルス感染症、水痘の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.24、0.55、0.31、0.14、0.14であった。
　感染性胃腸炎は前週比16%減の244例で、南河内2.50、中河内2.15、泉州1.90、三島1.06、北河内・大阪市西部1.00である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比34%減の108例で、泉州1.05、南河内1.00、大阪市西部0.78であった。
　RSウイルス感染症は前週と変わらず27例で、大阪市南部0.67、大阪市西部0.22、中河内0.20であった。
　水痘は前週比4%増の27例で、三島0.35、中河内0.25、南河内・北河内0.19である。
　（突発性発しんについては、(1)季節変動はないこと、(2)毎週の定点あたり報告数は一定していること、(3)年次による差異もほとんどないことから、本文には詳細に記載していない。）

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第16週(令和2年4月13日から令和2年4月19日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	1	1	0	1	0	5	0	2	0	0	10
小児科	RSウイルス感染症	0	1	4	4	3	0	1	0	2	0	12	27
	咽頭結膜熱	1	3	1	2	2	0	4	3	0	3	4	23
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	5	9	16	14	16	1	21	6	7	4	9	108
	感染性胃腸炎	21	18	27	43	40	14	38	13	9	5	16	244
	水痘	0	6	5	5	3	1	3	1	1	2	0	27
	手足口病	1	1	1	2	0	0	0	7	0	0	1	13
	伝染性紅斑	3	0	2	1	2	1	1	0	0	2	1	13
	突発性発しん	5	4	6	5	11	3	9	6	2	1	8	60
	ヘルパンギーナ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性耳下腺炎	0	3	2	1	0	0	4	0	0	1	1	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	2	0	1	1	0	0	1	1	0	6
合計		36	45	66	77	78	21	81	36	22	19	52	533
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0