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令和4年度業務実績に関する評価結果

更新日:2023年10月12日

1.評価結果の概要

全体評価結果とその判断理由

(全体評価結果)
  地方独立行政法人堺市立病院機構における令和4年度の全体評価の結果は、『全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している』である。
(判断理由)
 令和2年1月の新型コロナウイルス感染症の国内感染の確認から、令和5年5月8日より感染症法上の位置づけが5類に移行し、個人の判断による自主的な対応に変わったが、令和4年度については、感染者数が過去最多を記録するなど、流行を繰り返し、予断を許さない状況が続いた。
 そのような状況の中、堺市立総合医療センターにおいては、通常診療への影響を最小限に抑えながら、また、職員への負担にも配慮を行いながら、行政と連携し長期間にわたり新型コロナウイルス感染症に対し、予防、検査、治療、相談等多岐にわたり対応を行ってきた。
令和4年度の業務実績に関する評価に当たっては、これらの実績を、長引く新型コロナウイルス感染症による影響を考慮して年度計画に基づき行った。

 令和4年度の業務実績に関する評価については、下表に示すように、第1から第4までの4つの大項目について、全て「評価A(中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる)」と判断した。この結果に加え、次に記載の重点ウエイト小項目3つのうち1つの項目が評価5、残り2項目が評価4を取得していることを考慮し全体評価を行った。重点ウエイト小項目の評価の概要は次のとおり。

1.救急医療について
 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなか、応需率は目標に達しなかったものの、昨年を超える応需件数を受け入れ、三次救急医療機関として、重症患者の診療体制を維持できた。また、引き続き輪番制を継続し、他の医療機関と一体となって受け入れ体制を確保した。その他、陰圧テントを設置することで、同時診療を可能とし、コロナ禍における救急等の受け入れ体制を改善させたと評価できる。(評価4)

2.がんへの対応について
  手術件数等の目標指標が全て昨年度実績を超え、関係診療科と連携しながら集学的治療に取り組んでいる。また、相談しやすいがん相談提供体制に向けたリーフレットの作成や就労支援、がんゲノム医療に関する遺伝子パネル検査数及び遺伝カウンセリング数の増加、遺伝カウンセリングの実施など、がん患者支援において、各計画を積極的に推進している。(評価4)

3.安定的な経営の維持について
 目標指標は達成率が100%に満たない項目があるものの、多数の新型コロナウイルス感染者を診療する中、患者数・手術件数は昨年度から増加しており、診療単価についても高水準を維持している。また、診療材料等経費の大幅な削減を実現するなど、経常収支比率については110.8%と高水準で目標を達成している。(評価5)

大項目 評価結果
第1 市民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第2 業務運営の改善及び効率化に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第3 財務内容の改善に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第4 その他の業務運営に関する重要事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。

2.令和4年度の業務実績に関する評価結果報告書

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