夏休み子ども体験学習
更新日:2022年7月20日
新型コロナウイルス感染症の影響により、夏休み体験学習は休止しております。
令和元年度 夏休み体験学習
令和元(2019)年8月14日に、身近な科学に興味・関心を抱くきっかけとすることを目的として、夏休み子ども体験学習を実施しました。
市内在住の小学校4~6年生26人に来所してもらい、科学に関する様々な実験を体験する機会を提供しました。
当日の様子をご紹介します。
実験教室「カラフルな人工イクラを作ろう!」
アルギン酸ナトリウムを溶かした水と乳酸カルシウムを溶かした水を使って、人工イクラを作りました。いろいろな色の絵の具を何種類も使って、カラフルな人工イクラを作りました。食べることはできませんが、本物そっくりのイクラ作りを楽しんでもらいました。
この他にも、絵の具を発光塗料に替えて作った光るイクラを見てもらったり、つかめる水を作る実験を行いました。身の回りにもある道具や水を使った実験で、身近な科学の楽しさを体験してもらいました。
一滴ずつ落とすと、人工イクラの完成です。
作った人工イクラは持ち帰ってもらいました。
どうして人工イクラができたかも勉強しました。
びっくり!水がつかめるよ。
ミニ実験体験コーナー
短時間で体験できる簡単な実験などを行いました。
今回紹介した実験以外にも、衛生研究所の仕事に関わる展示を行うなど衛生研究所の業務を紹介しました。
色のふしぎを体験しよう
紫キャベツから取り出した液を使って、酸性・中性・アルカリ性を調べる実験をしました。お酢や洗剤など身近なものを混ぜると、色が大きく変化しました。
紫キャベツ液を小分けしていきます。
紫キャベツ液の色がイロイロと変化しました。
色分けマジックを体験しよう
水性マジックの色を分ける実験を行いました。クロマトグラフィーと呼ばれる原理で色が分かれます。この原理は、実際の検査でも、ガスクロマトグラフなどの分析機器で使われています。
分けたい色のカラーペンでマークします。
水をたらすと、色分けマジックの開始です。
オリジナルステンドグラスを作成してみよう
液晶ディスプレイやカメラのフィルタなどにも使われている「偏光板」という特別な素材を使って実験しました。セロハンテープを重ねて貼り、ステンドグラスをつくりました。
まずは偏光板で遊んでみます。
テープを貼って、ステンドグラスを作ります。
手洗いの科学
ブラックライトで光る特別なローションを使って、手を洗うときに汚れが残りやすいところを確かめました。汚れに似せたローションがついたところが青白く光るため、きれいに手洗いできているか確認することができます。上手に手を洗うことは、食中毒や感染症を予防する上で大切な生活習慣です。
手を洗う前です。青白く光っていますね。
ちゃんと洗えているでしょうか?
間違って食べないで―毒を持った植物たち―
間違って食べてしまうと危険な毒を持った植物を紹介しました。衛生研究所では、食中毒の原因となる、このような毒の成分が含まれていないかなどを調べています。
毒を持った植物について展示しました。
身近な植物に毒があることを勉強しました。
感染症ハカセになろう!
新型インフルエンザの発生を仮定したカードゲームやパズルなどで遊びながら、感染症についての知識を深めました。衛生研究所では、感染症の流行を防止するため、感染症の発生状況などの情報を収集や分析を行っています。
パズルを完成させれば、感染症ハカセ!?
感染症すごろくでも勉強しました。
なりきり研究員
白衣姿で実験をしたり、写真をとったり、研究員気分を味わっていただきました。
真剣な表情で実験しています。
記念に残る写真は残せましたか?
このページの作成担当
