夏休み子ども体験学習
更新日:2024年8月30日
令和6年度 夏休み子ども体験学習
令和6(2024)年8月14日に、子どもたちが身近な科学に興味・関心を抱くきっかけとすることを目的として、夏休み子ども体験学習を実施しました。
市内在住の小学校4~6年生30人を対象に、科学に関する4種類の実験を体験していただきました。
当日の様子をご紹介します。
色のふしぎを体験しよう!
紫キャベツの液に、酢・塩水・洗剤など性質の異なる液をいろいろ入れて、色を変化させる実験をしました。変化した色によって、加えた液の性質が酸性、中性、アルカリ性であることが分かることを学びました。
また、紫キャベツの液に、クエン酸を加えた後、重曹を加えて、中和反応の様子も観察しました。
入れる液の種類によって変化する色を観察します。
クエン酸と重曹を使ってお絵描きをしました。
色分けマジックを体験しよう!
水性ペンでしるしをつけたコーヒーフィルターに水を垂らしていき、色を分ける様子を観察しました。一つの色に見えても、いくつかの色が混ざっていることがよくわかったと思います。
黒色がどんな色に分かれるかな?
作ったものをうちわに貼って記念に持ち帰ります。
微生物アートを体験しよう!
寒天培地( 微生物を増やすための 栄養を 加えた 寒天)に納豆を溶かした水を綿棒で塗り、好きな絵を描きました。体験学習終了後、恒温器(35℃)に1日入れておくと、納豆菌が増殖し、素敵な絵ができあがりました。
完成した絵は、このページの最後に載せてあります。
自分の好きな絵を下書きします。
納豆菌をぬっていきます。
カラフルな人工イクラを作ろう!
アルギン酸ナトリウムを溶かした水と乳酸カルシウムを溶かした水を使って、人工イクラを作りました。いろいろな色の絵の具を使って、とてもかわいいイクラ作りを楽しみました。
とってもカラフルな人工イクラができていきます。
一滴ずつ慎重に落とします。
今回は身の回りにある道具や水を使った実験で、身近な科学の楽しさを体験していただきました。
衛生研究所では、各種試験検査・調査研究で培った知識・経験を活かし、科学にふれあえる、楽しいイベントを今後も実施する予定です。
実施の際は広報さかいや堺市ホームページでお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
ご参加いただいた方へ
この度は夏休み子ども体験学習にご参加いただき、ありがとうございました。
微生物アートの写真をお一人ずつ番号で載せております。みなさん上手に描けていますので、ぜひ見てくださいね。
完成したアート作品はこちら↓
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