悪質な住宅改修施工業者にご注意ください

悪質な業者が「市役所から来ました」「介護認定申請代行会社です」「介護保険に入っていますか」などと言って高齢者世帯を訪問し、介護保険被保険者証を提示させ、介護保険を使えば住宅改修工事が安くできるなどとして、ご本人の意思に反した介護保険要介護（要支援）認定申請を迫ったり、住宅改修工事を強引にすすめ、トラブルになるケースが発生しています。

●介護保険の住宅改修について
介護保険の住宅改修は、要支援や要介護認定を受けている方が利用でき、1人当たりの支給限度基準額は、20万円【うち18万円（9割）、16万円（8割）または14万円（7割）が保険給付分、2万円（1割）、4万円（2割）または6万円（3割）が自己負担分】です。
20万円の枠を複数回の工事に分けて利用することもできますが、20万円の枠を使い切った後に行う住宅改修は、原則として全額自己負担となりますので、その必要性を十分に検討してください。

・複数業者から見積もりを取るなどして、適正な金額を確認しましょう。
・契約する際は、十分納得するまで説明を受け、安易に書類に印鑑を押さないようにしましょう。
・担当のケアマネジャーがいる場合は、よく相談しましょう。

●介護保険要介護（要支援）認定申請の代行について
介護保険要介護（要支援）認定申請をご自身やご家族で行えない場合は、法令で定められた居宅介護支援事業者（ケアマネジャーがいる事業所）や介護保険施設、または地域包括支援センターへご相談いただき、代行してもらうことをおすすめします。

悪質な業者が訪問した際は、お住まいの区役所地域福祉課、地域包括支援センター、または介護保険課（電話228-7513）へご相談ください。

各区役所地域福祉課介護保険係
（堺区）電話：228-7520
（中区）電話：270-8197
（東区）電話：287-8123
（西区）電話：275-1912
（南区）電話：290-1812
（北区）電話：258-6651
（美原区）電話：363-9316