竹内街道・横大路(大道)活性化プロジェクト
更新日:2022年7月14日
大阪府と奈良県を東西に結ぶ竹内街道、横大路(よこおおじ)は、「日本書紀」の推古天皇21年(613年)の条に「難波(なにわ)より京(飛鳥)に至る大道(おおじ)を置く」と記された「大道」のルートと重なることから、日本最古の官道と呼ばれています。
「大道」が敷設されてから、平成25年(2013年)に1400年の節目を迎えることを契機として、府県を越えて沿道自治体、市民、企業、大学と連携しながら、街道とその周辺地域の魅力を再発掘し、地域の活性化につながる取組を行っています。
竹内街道・横大路(大道)が日本遺産に認定されました!
平成29年4月に『1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)~』が大阪府内で初めて日本遺産に認定されました。
※この認定申請は、竹内街道・横大路の沿道10市町村(大阪市・堺市・松原市・羽曳野市・太子町・葛城市・大和高田市・橿原市・桜井市・明日香村)と大阪府、奈良県とで構成する「竹内街道・横大路~難波から飛鳥へ日本最古の官道「大道」~活性化実行委員会」で行ったものです。
日本遺産とは
「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。
竹内街道・横大路(大道)のストーリー認定概要
タイトル
1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)~
ストーリーの概要
春分と秋分の日、太陽は三輪山から昇り、二上山を超えて大阪湾に沈む。このことから、推古天皇21年(613年)に東西の直線で敷設された幅20mを越える大道(竹内街道・横大路)は、太陽の道と言われる。
古代には、大陸からの使節団が難波宮から飛鳥京を訪れ、先進技術や仏教文化を伝えた。
中世には経済都市を結び、近世には伊勢参りの宿場町としての賑わいを見せ、場所ごとに様々な表情を浮かべる。1400年の歴史の移り変わりを周辺の歴史遺産を通して感じさせる日本最古の国道。それが竹内街道・横大路(大道)なのである。
参考
令和元年度文化庁認定の全国状況
(文化庁新規認定件数) 16件 / (全国からの新規申請数) 72件
※これまでの認定件数83件 (令和元年度新規認定件数含む)
主な構成文化財の位置図と写真
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