妙國寺庭園
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定名勝
説明
国の天然記念物に指定されている「妙国寺のソテツ」を取り巻く石組と、本堂東側庭園が一体となって構成されています。天然記念物のソテツの周囲には豪快な石組がめぐらされ、石組は亀を、ソテツは龍を現していると伝えられています。
妙國寺は、江戸時代から堺を代表する名所として有名でしたが、近年実施された東側庭園の調査の結果、築山を築かないソテツの配植を中心にした平庭林泉回遊式(ひらにわりんせんかいゆうしき)枯山水庭園であることが判明し、江戸時代後期の姿を基本として復元整備がおこなわれました。ソテツを中心とした枯山水庭園としては全国的にも類をみない大変貴重なものです。
本堂東側庭園
662.8平方メートル
本堂南側及び東側にあり、庭園全体(718.2平方メートル)から国指定天然記念物に指定されている「妙国寺のソテツ」(55.4平方メートル)を除いた範囲
時代
安土桃山・江戸時代
指定年月日
平成24年4月26日
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